1960年代に、子どもたちの好きなものを表す「巨人、大鵬、卵焼き」という言葉が流行しました。野球界では巨人軍の王貞治・長嶋茂雄の ON コンビが大活躍していた時代であり、相撲界では大鵬が双葉山以来の圧倒的な強さを誇っていた時代でした。
子どもたちが強いものに憧れるのは自然だとしても、大人が選挙権を行使する際には、政党の過去の強さや人気、そしてマスメディアのあおりなどで候補者・政党を選んではいけません。私たちの一票には、私たちの暮らし、この国の将来、私たちの子孫の将来などがかかっているのです。
各候補者や政党がどういう政策を行なおうとしているかをよく吟味して投票しましょう。とくに、基地問題に悩む沖縄の人たち、震災と原発事故の被災地の人たち、いろいろな障がいや病気を持っている人たち、職を失っている人たち、などなど、困っている人たちのことを十分に考える候補者・政党や、また、国のあり方を健全な国際的な視野で進めようとしている候補者・政党を見きわめて選ぶことが大切でしょう。
参考資料の一部として、ブログ「[堺からのアピール]教育基本条例を撤回せよ」が本日付けで紹介している選挙関連情報へのリンクを記しておきます。
多幡記