2015年4月28日火曜日

6/13 公開シンポジウム「急進展する軍学共同にどう対抗するか」(東京大学駒場キャンパス)


 『ニュースレター九条科学者(集会・行事案内)』2015.5.27号が届きました。内容は、「5月3日の憲法集会」へのお誘いと、軍学共同反対アピール署名の会主催の公開シンポジウム「急進展する軍学共同にどう対抗するか」のお知らせです。

 前者の集会については本ブログで先に紹介(こちら参照)しましたので、ここでは、後者の集会の部分のみを、以下に引用して紹介します。



公開シンポジウム
「急進展する軍学共同にどう対抗するか」

 「平和貢献」「安全保障」「先端技術」を口実として、戦争につながる研究が大学や研究機関で広く行われてもよいですか? 誰のための、何のための研究ですか? 一緒に考え、軍事研究 No の声を上げましょう!
  • 日時:2015年6月13日(土)12:30開場、13:00開会、17:00終了
  • 場所:東京大学駒場キャンパス、21KOMCEE East K011号教室、
       こちら参照
  • 交通案内:京王井の頭線、駒場東大前駅下車
  • 資料代:500円
  • プログラム
    • 基調報告:池内 了(名古屋大学・総合研究大学院大学名誉教授、世界平和アピール七人委員会委員)
      「最近の軍学共同の進展状況について」
    • 基調講演:藤岡 惇(立命館大学教授)
      「経済競争力の劣化が宇宙/核戦争を招く—米国の『軍学共同』が示したこと」
    • 各大学からの報告と討論
    • 軍学共同反対アピール採択
  • 主催:軍学共同反対アピール署名の会(代表:池内)、東京大学職員組合、東京大学教養学部教職員組合、ほか12団体
  • 軍学共同反対アピール署名サイト:こちら
  • [研究者以外の一般の方も署名できます]

文責・多幡

2015年4月26日日曜日

平和といのちと人権を! 5・3憲法集会(横浜・臨港パーク)のお知らせ

 
平和といのちと人権を! 5・3憲法集会
~戦争・原発・貧困・差別を許さない~

  • 日時:5月3日(日)12時30分~15時30分
  • 場所:横浜みなとみらい・臨港パーク
     (みなとみらい線みなとみらい駅下車)
  • 内容:
    • プレコンサート 12時30分~
    • 大島花子(歌)/岡大介(カンカラ三線・唄)/ハルノトモ(和太鼓)
    • メインステージ 13時30分~15時30分
    • お話:大江健三郎/樋口陽一/雨宮処凛・落合恵子・香山リカ・澤地久枝/沖縄からの発言
    • リレートーク:戦争・原発・貧困・差別をめぐって
    • 政党からの発言:民主党、共産党、社民党、生活の党と山本太郎となかまたち
    • クロージング・ライブ:15時30分~
       クミコ(歌)/こぐれみわぞう(ロックチンドン)
  • 主催:平和といのちと人権を!5・3憲法集会実行委員会
  • 呼びかけ人:(五十音順、敬称略)
    青井未帆/雨宮処凛/池田香代子/石坂啓/色川大吉/上野千鶴子/大石芳野/大江健三郎/小山内美江子/落合恵子/鎌田慧/香山リカ/神田香織/木内みどり/古今亭菊千代/小室等/小森陽一/早乙女勝元/佐高信/澤地久枝/瀬戸内寂聴/田中優子/鳥越俊太郎/なかにし礼/浜矩子/樋口陽一/三上智恵/武者小路公秀/山内敏弘/山口二郎
  • 賛同団体:
    安倍教育政策NO!ネット/mネット・民法改正情報ネットワーク/沖縄・一坪反戦地主会関東ブロック/改憲問題対策法律家6団体連絡会/解釈で憲法9条を壊すな!実行委員会/核戦争防止神奈川医師の会/かながわ憲法フォーラム/神奈川県保険医協会/原発をなくす全国連絡会/「国連・人権勧告の実現を!」実行委員会/5・3憲法集会実行委員会(2014年)/さようなら原発1000万人アクション/首都圏反原発連合/戦時性暴力問題連絡協議会/戦争する国づくりストップ!憲法を守り・いかす共同センター/戦争をさせない1000人委員会/脱原発をめざす女たちの会/日韓つながり直しキャンペーン/日本軍「慰安婦」問題解決全国行動/「秘密保護法」廃止へ!実行委員会/フォーラム平和・人権・環境/立憲デモクラシーの会

 上掲のちらしコピーは、クリックすると拡大版をご覧になれます。

「国際戦争支援法」と「戦争法制」改悪に反対する大きな運動を!:「九条の会」メルマガ第209号


 「九条の会」メルマガ第209号(2015年4月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。
  • 来る憲法記念日に、首都圏では、九条の会の呼びかけ人の大江健三郎さん、澤地久枝さんをはじめ各界の人びとの共同で、憲法集会[場所:横浜みなとみらい・臨港パーク]があります。協力して、大きく成功させたいと思います。
  • 奥平康弘さんの講演が収められた『戦争をする国にさせない』(冊子、「九条の会」憲法セミナー4)のご案内
  • お知らせ!――昨年6月10日の九条の会講演会が収められた岩波ブックレットNo. 918「憲法九条は私たちの安全保障です。」が刊行されました

 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~「国際戦争支援法」と「戦争法制」改悪に反対する大きな運動を!
 安倍内閣と与党は4月27日に戦争関連法案の主な条文の合意をはかり、同時に日米ガイドラインの再改定も合意する予定です。そして閣議決定を経て5月中旬から国会審議にかけると言います。世論の多数が反対しているにもかかわらず、強引に戦争への道を突き進む安倍政権を許すことができません。いまこそ「九条の会」のがんばり時だと思います。

 (「九条の会」メルマガ読者登録は、ここをクリックして出るページで出来ます。)

2015年4月22日水曜日

(5/3) 2015 憲法記念日のつどい「海外で戦争する国にするの?!― 戦争法制づくりを許さない!―」:九条の会・おおさか主催


 「九条の会・おおさか」の主催で、表記のつどいが以下の通り開催されます。

2015 憲法記念日のつどい
海外で戦争する国にするの?!
―― 戦争法制づくりを許さない!――

  • 日 時:2015年5月3日(日・祝)10:00~(9:30開場)
  • 場 所:エル・おおさか 大ホール⇒会場地図
       (京阪・地下鉄 「天満橋」駅 下車)
  • 講 演:
    • 柳澤協二さん(元防衛庁運用局長、「自衛隊を活かす:21世紀の憲法と防衛を考える会」代表よびかけ人)
    • 岡野八代さん(同志社大学教授、「京都96条の会」代表)
    • 澤野義一さん(大阪経済法科大学教授、「九条の会・おおさか」事務局次長)
  • 参加費:500円(高校生以下・障がい者・介助者は無料)
  • 手話通訳:あり
  • ちらし:こちらからダウンロードできます。(上記イメージをクリックすると、やや拡大した版をご覧になれます)

 集団的自衛権、秘密保護法、そして憲法改正へ・・・!? この動きを、そのまま続けていてよいのでしょうか。今年の「憲法記念日のつどい」では、多彩な顔ぶれをお招きして、皆さんと一緒に「憲法9条の大切さ」を考えていきます。多くの方のご参加をお願いします。

(文責・多幡)

2015年4月21日火曜日

「1946年、政府の憲法改正草案要綱9条を新聞各紙は好意的に論じた」:朝日紙「新聞と9条 14」


 『朝日新聞』の連載記事「新聞と9条」第14回は、1946年3月6日に政府が記者発表した憲法改正草案要綱の第九条の次の文を引用しています。

 〈第九条 国の主権の発動として行ふ戦争及武力に依(よ)る威嚇又(また)は武力の行使を他国との間の紛争の解決の具とすることは永久に之(これ)を抛棄(ほうき)すること
 陸海空軍其の他の戦力の保持は之を許さず国の交戦権は之を認めざること〉

これは現憲法と同じ内容です。そして記事は、当時の新聞各紙がこの9条を好意的に論じたとして、朝日、読売放置、産業経済(現産経)、毎日各紙の社説等のそれぞれ一部を引用しています。記事原文はこちらで読めます(ログインが必要)。

 いま、いくつかのメディアが改憲について安倍政権におもねる姿勢であるのは、まったく頂けません。

多幡記

2015年4月19日日曜日

「自衛戦争の名において、いかに多くの侵略戦争がなされたことか」——幣原喜重郎:朝日紙「新聞と9条 13」から


 『朝日新聞』夕刊に連載中の記事「新聞と9条」第13回(4月17日付け)に、戦後の内閣で憲法制定にたずさわった幣原喜重郎首相が、いつも次のように語っていたことが紹介されています。

 「自衛戦争の名において、いかに多くの侵略戦争がなされたことか。どこの国が、自国は侵略戦争をするというであろうか。」(幣原の下で、法制局次長として憲法草案作成作業に携わった入江俊郎の「幣原さんと戦争放棄」による)

 そして記事は、「日本軍の南満州鉄道爆破に始まる中国東北部への侵攻を、日本は当時『自衛行動』と主張した」と記しています。記事全文はこちらでご覧になれます(ログインが必要)。

 いま、安倍内閣の集団的自衛権行使容認に基づいて、「国際平和支援法」という名の「戦争立法」が進められようとしています。これにくみする政治家たちには、このような史実に学んで、考え直してもらわなければなりません。

多幡記

2015年4月10日金曜日

奥平康弘さんの志を受けつぐ会 (4/3) の録画紹介:「九条の会」メルマガ第208号


 「九条の会」メルマガ第208号(2015年4月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。
  • アピール 憲法9条を根底からくつがえす「戦争立法」と改憲の暴走を止めよう——主権者の声を全国の草の根から(再録)
  • 奥平康弘さんの講演が収められた『戦争をする国にさせない』(冊子、「九条の会」憲法セミナー4)のご案内
  • お知らせ!――昨年6月10日の九条の会講演会が収められた岩波ブックレットNo. 918「憲法九条は私たちの安全保障です。」が刊行されました

 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~奥平康弘さんの志を受けつぐ会の録画です
 4月3日、調布市グリーンホールで行われた「奥平康弘さんの志を受けつぐ会」の録画をご紹介します。平日の午後にもかかわらず会場には900名を超す奥平先生ゆかりの方々、憲法研究者の皆さん、各地の「九条の会」の皆さんをはじめ、市民の方々がお出で下さいました。参加者は、かつてなかったほどの憲法9条の危機の下で、先生の志を受け継いで、たたかっていく決意を確認し合いました。
https://www.youtube.com/watch?v=89z5_l_Sr5o

 (「九条の会」メルマガ読者登録は、ここをクリックして出るページで出来ます。)

2015年4月8日水曜日

「辺野古基地建設への反対署名」に協力しましょう!


 秘密保護法を考える市民の会から「辺野古基地建設への反対署名にご協力を!」との呼びかけが届きました。以下に引用して紹介します。



2015年4月7日 — みなさま
FoE Japanの満田と申します。
辺野古をめぐる緊迫した状況はご存知の通りです。
国際的な世論を高めるため、皆さんのお力をお貸しください。

生物多様性や環境・平和問題に取り組む国内外の幅広いNGO・市民団体が辺野古新基地建設に反対し、作業の中止を求める以下の緊急声明への賛同を呼びかけています。
国際的に署名を集め、日米両政府に提出します。それとともにこの問題について国際的に訴えて行きます。

一次締切は4月12日、二次締切は4月19日です。
ぜひ、下記のサイトからの署名および拡散にご協力をよろしくお願いいたします。

<日本語>
http://goo.gl/mQwGBg
<英語>
http://goo.gl/QiWW5d
紙の署名用紙(PDF)
http://www.foejapan.org/aid/henoko/150325_sign.pdf

問い合わせ先:
国際環境NGO FoE Japan(エフ・オー・イー・ジャパン)
担当:満田(みつた)090-6142-1807
〒173-0037 東京都板橋区小茂根1-21-9 
Tel:03-6909-5983 Fax:03-6909-5986
E-mail: XLA07655@nifty.com



(文責・多幡)

2015年4月7日火曜日

「新憲法より先に、敗戦日本は『武装なき国』に希望をみていた」:朝日紙「新聞と9条 5」


 朝日新聞夕刊の連載記事「新聞と9条 」第5回は、日本と連合国が降伏文書に調印した翌日の1945年9月3日、毎日新聞が「和平建設への強力な拍車」と題する社説を掲載したことを述べています。

 さらに、それを皮切りに「平和」社説が相次ぎ各紙に掲載されたことなどを挙げ、「新憲法より先に、敗戦日本は『武装なき国』に希望をみていた」と記しています。

 記事の全文はこちらでご覧になれます。

多幡記