2016年10月25日火曜日

福泉・鳳地域「憲法9条の会」10周年のつどい成功!


つどいの会場風景

 さる10月23日(日)、ウエスティ(堺市立西文化会館)セミナールームにおいて、本会10周年のつどい「改憲勢力3分の2のもとでの平和の守り方」が開催され、104名の参加者があり盛会でした。

 つどいは井崎世話人の司会で進められ、多幡代表の開会あいさつに続き、大正琴同好会すみれの8名の皆さんが「上を向いて歩こう」、「荒城の月」、「ふるさと」の3曲を大正琴で演奏し、会場の一同も若返った気持ちで演奏に合わせて元気に歌いました。

 つどいの中心である元自衛官・泥 憲和(どろ のりかず)さんのお話では、南スーダンの現状、自衛隊にかかわる法的問題、自衛隊アフリカ派遣の背景、安保法制を正当化する危機論の偽りなどから、南スーダンの自衛隊は撤退させるべきであることが力説されました。

 泥さんはまた、アフガニスタンで医師・中村哲さんが行ってきた水源確保、農業支援の活動や、フィリピン・ミンダナオのムスリム系武装組織とフィリピン政府との紛争地域の最前線で行われたJICAの平和構築支援活動などを紹介して、憲法9条を持つ日本だからこそできる非武装的アプローチが重要であることを訴え、参加者は大いに啓発されました。

 最後に上田事務局長から、泥さんへのお礼の言葉と、戦争法廃止、憲法9条を守り活かそうの声をいっそう広めていきましょうとの提起があり、閉会しました。

 参加者の皆さんから頂いた感想は、後日、本会のニュース『憲法九条だより』に掲載する予定です。

 以下に、当日の写真を付け加えて、つどいの雰囲気をお伝えします(撮影は上掲のものも含めて、上田孝さん)。


井崎世話人の司会で始まる


多幡代表の開会あいさつ


大正琴同好会すみれの皆さんの演奏


泥憲和さんのお話


後部まで満席の会場


上田事務局長のお礼のあいさつと行動提起

南スーダンから自衛隊は撤退を——「九条の会」メルマガ第243号


「九条の会」メルマガ第243号(2016年10月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。
  • 事務局からのお知らせ
    • 「九条の会第6回全国交流討論集会報告集」発行します
    • DVD「九条の会第6回全国交流討論集会の記録」
  • 各地から 全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!
    • 東経大OB/OG九条の会(東京都国分寺市)
    • 東園田九条の会(兵庫県尼崎市)
    • 岐阜・九条の会(岐阜県岐阜市)
      などなど
 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~南スーダンから自衛隊は撤退を
 さまざまな反対を押し切って1992年に成立したPKO協力法には、参加するにあたりPKO 5原則がつけられました。(1)紛争当事者間の停戦合意が成立(2)受け入れ国を含む紛争当事者の同意(3)中立的立場の厳守(4)以上の条件が満たされなくなった場合に撤収が可能(5)武器使用は要員防護のための必要最小限に限る――でした。従来は、このもとでの武器使用は「自己や自己の管理下に入った者の防護」に限って認められていましたが、昨年9月の戦争法強行採決、3月の戦争法の施行によって離れた場所で襲われたPKO要員やNGOらを助けるための「駆け付け警護」での武器使用、および他国部隊との「宿営地共同防衛」などでの武器使用も認められることになり、「必要最小限」の範囲が拡大しました。
いま、南スーダンで頻発している戦闘について、政府は「戦闘」を「衝突」、「武力行使」を「武器の使用」と言い換えて、PKO 5原則には抵触しないと強弁します。しかし、PKO 5原則の崩壊は明らかです。「戦地」となっている南スーダンから自衛隊の部隊はただちに撤退し、交替の部隊も出すべきではありません。声をあげましょう。
このところ、メルマガの発行がトラブル続きで、読者の皆さまにご迷惑をおかけしています。申し訳ありません。

2016年10月17日月曜日

自衛隊の第11次隊の南スーダン派兵に反対する——「九条の会」メルマガ第242号


 「九条の会」メルマガ第242号(2016年10月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。
  • 事務局からのお知らせ
    • DVD「九条の会第6回全国交流討論集会の記録」
  • 各地から 全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!
    • 9条の会戸塚区協議会(神奈川県県横浜市)
    • 佐野九条の会(栃木県佐野市)
    • 稲城9条の会(東京都稲城市)
      など
 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~自衛隊の第11次隊の南スーダン派兵に反対する
 戦争法施行に基づく駆け付け警護や宿営地共同防衛などの新任務を付与されたPKO部隊の南スーダン派兵が迫っています。10月30日には13:30から、青森駅前の公園で抗議の行動がおこなわれます。海外で殺し、殺される事態が迫っています。反対の世論を強めましょう。
 今号のメルマガ、編集部の手違いで発行が送れましたこと、お詫びします。

2016年10月16日日曜日

10/23 福泉・鳳地域「憲法9条の会」10周年のつどい「改憲勢力3分の2のもとでの平和の守り方」(大阪・堺)


 表記のつどいが下記の通り開催されます。
 堺市福泉・鳳地域とその周辺の方々が大勢参加されることを希望しています。
日 時:10月23日(日)午後2時~4時
場 所:ウエスティ(堺市立西文化会館)7階セミナールーム
お 話:泥 憲和(どろ のりかず)さん(元自衛官)
大正琴の演奏:大正琴同好会すみれ
参加協力券:500円
主 催:福泉・鳳地域「憲法9条の会」 
連絡先:上田 規美子 電話(ファックス)273-5367
 上掲のちらしイメージはクリックすると拡大版をご覧になれます。
 なお、この催しの案内ページはフェイスブックにもあります。