2021年11月25日木曜日

維新・松井代表の妄言 ——「九条の会」メルマガ第358号


 「九条の会」メルマガ第358号(2021年11月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の各記事が掲載されています。
  • 事務局から
  • 各地から 全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!
    • 鶴ケ谷地域九条の会(宮城県仙台市)
    • もりやま九条の会(滋賀県守山市)
    • 9条の会こがねい(東京都小金井市)
    • 九条の会・尾張旭(愛知県尾張旭市)
    • 全国首長九条の会(全国)
    • 世田谷・九条の会(東京都世田谷区)
    • 落合・中井九条の会(東京都新宿区)
    • 教育子育て九条の会(東京都)/li>
    • 調布九条の会「憲法ひろば」
  • 活動報告
    • 「生かそう憲法」 駅前スタンディング(神奈川県海老名市)
 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記:維新の松井代表の妄言
 松井代表のデマ、「国民投票を参院選の投票と同じ日に実施するべきだ」「投票率も上がるし、大きな選挙のテーマにもなる」など。「大変だ」と危機感を持った方も少なくないが、来年の同日投票はほとんどあり得ない。理由は「べからず法」の公選法と原則「運動自由」の国民投票法、この2つの「投票法」の同時並行実施は不可能だということだ。まして私たちのたたかいがあるもとで、発議後60~180日以内の国民投票の規定から、来年の4月中に改憲発議を国会ができるだろうか。
 小欄子は「心配ない」「危機感をもたなくていい」というのではない。松井氏などにあおられず、しっかりと改憲策動に反撃する運動を強めようと呼びかけたい。今回の九条の会声明をぜひお読みください。[上記「事務局から」記事リスト中の声明題名をクリックすると読めます。]

2021年11月16日火曜日

総選挙後の改憲問題の新局面に際し「九条の会」声明発表 ——「九条の会」ニュース第422号から


 「九条の会」ニュース第422号(2021年11月12日付け)から、そのトップ記事を引用してお伝えします。
総選挙後の改憲問題の新局面に際し「九条の会」声明発表

  10月31日に総選挙が行われました。「戦争する国」づくりと改憲を狙った安倍・菅政治からの転換を求めて市民と野党の共闘は善戦・健闘しましたが、自民党は議席を減らしたものの、議席を増やした維新の会も併せて、改憲勢力3分の2を維持しました。この結果を受けて、11月2日には維新の会の松井代表が、「来年参院選と同日に改憲国民投票を」と発言したり、国民民主党の玉木代表が憲法審査会の毎週開催を提唱するなど改憲勢力の動きも活発化しています。そうした事態に対し、九条の会は11月12日付で声明を発表しました。この声明も合わせ、各九条の会で今後の活動について活発なご議論をお願いします。

2021.11.12「九条の会」声明
総選挙後の改憲問題の新たな局面を迎えて

 10月31日に衆議院議員選挙が行われ、自民党は議席を減らしたものの単独過半数を維持し自公政権の存続が決まりました。維新の会の大幅議席増により自公と維新を合わせた改憲勢力は334議席となり、衆議院の3分の2を超える議席を獲得した結果、改憲問題は、新たな局面を迎えました。

 岸田文雄首相は、自民党総裁選の最中から「任期中の改憲実行」、「敵基地攻撃能力」保有の検討を繰り返し表明しました。それを受けて総選挙に向けての自民党公約も、「敵基地攻撃能力」保有、防衛力の大幅強化と並んで、「早期の憲法改正」の実現を明記していましたが、総選挙の結果を踏まえて、岸田政権は、安倍政権以来の改憲策動の強化に踏み切る構えです。

 同盟強化を目指した「国家安全保障戦略」と「防衛計画の大綱」の改定を来年末までに強行し、中国を念頭においた「敵基地攻撃能力」の保有、日米共同演習の強化、そして辺野古基地建設強行などを推し進めようとしています。

 同時に、岸田自民党は、憲法9条明文の改憲にも踏み込むべく、臨時国会における憲法審査会での改憲案討議入りを狙っています。維新の会松井一郎代表の「来年参院選と同日に改憲国民投票を」という発言や国民民主党との憲法審査会毎週開催合意は、こうした自民党の明文改憲への策動を応援するものです。

 しかし、日米軍事同盟強化と改憲という途は、米中の軍事対決・挑発を激化させ、日本と東北アジアの平和の実現に寄与するどころか、それを遠ざけるものです。明文改憲、9条破壊の策動を阻止しなければな りません。

 9条の会をはじめとした市民の草の根からの運動は、自民党などによる改憲の企図を阻み続けてきました。とりわけ、安倍政権の下、衆参両院で改憲勢力が3分の2を占めて以降も、市民と野党の共闘の頑張り、幾次にもわたる全国統一署名運動、それに鼓舞された立憲野党の奮闘により憲法審査会での改憲案審議を行わせず、19年参院選では改憲勢力3分の2を打ち破って安倍改憲を挫折に追い込みました。来年の参院選に向けた新たな改憲の動きに待ったをかけるのも、この市民と野党の共闘の力以外にはありません。

 この力に確信を持って、市民の皆さんが、改憲と9条破壊の阻止のため、決意を新たに立ち上がられることを訴えます。

2021年11月10日水曜日

総選挙が終わり、九条の会は「声明」を準備中 ——「九条の会」メルマガ第357号


 「九条の会」メルマガ第357号(2021年11月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の各記事が掲載されています。
  • 事務局から
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  • 各地から 全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!
    • いたばし九条の会(東京都板橋区)
    • 渋川・北群馬九条の会(群馬県渋川市)
    • 佐野九条の会(栃木県佐野市)
    • ふじみ9条の会(東京都東村山市)
    • みやぎ憲法九条の会(宮城県)
    • 九条の会・さいたま(さいたま市)
    • 調布九条の会「憲法ひろば」(東京都調布市)
    • 九条の会足立連絡会(東京都足立区)
    • 高島市9条の会(滋賀県高島市)
    • 憲法九条やまとの会(神奈川県大和市)
    • 芦屋「九条の会」(兵庫県芦屋市)
 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記:総選挙が終わりました
 市民と野党が共同して政治の変革をめざし、お互いに全力で奮闘しましたが、残念ながら自民党の単独過半数を許し、改憲派が3分の2以上の議席を確保するという事態になりました。未曽有のコロナ禍の不安の中で、有権者の多くが政治の現状維持を望んだわけですが、結果としては改憲の危機が強まる事態となりました。九条の会はこの事態に対する「声明」を準備中です。来週には発表できると思います。九条の会のサイトでご覧ください。