2018年7月25日水曜日

暑い夏ですが、憲法9条を壊させない課題で、お互いに頑張りましょう ——「九条の会」メルマガ第283号


 「九条の会」メルマガ第283号(2018年7月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 以下の記事が掲載されています。
  • 事務局から
    • メルマガのサーバー交換にあたってのお詫びとお願い
    • 9・30第4次集約めざし暑さをしのいで3000万人署名を
    • 九条の会新作ポスター「安倍9条改憲は戦争への道」発売中
  • 各地から(全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!)
    • 宮城県内九条の会連絡会(宮城県)
    • 鎌倉・九条の会(神奈川県鎌倉市)
    • マスコミ9条の会(東京都)
    • 宮前平九条の会(神奈川県川崎市)
    • 落合・中井九条の会(東京都新宿区)
    • 九条かながわの会(神奈川県)
 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~通常国会が終わりました。さあ、暑い夏です。お互いに力を尽くしましょう
 森友、加計疑惑、防衛省などの公文書改ざん、隠蔽、廃棄、虚偽答弁、この通常国会の審議は憲政史上、最悪といわれた。くわえて、カジノ法や過労死法など、悪法が強行された。セクハラなど人権侵害の問題もうやむやにされた。しかし、憲法改悪に反対し、平和と民主主義、人権を守るための私たちの闘いはとどまることはできない。暑い夏ですが、反戦平和の課題、憲法9条を壊させない課題で、お互いに頑張りあいましょう。

2018年7月20日金曜日

7/28, 29 「堺 平和のための戦争展 2018 かがやけ憲法 みんなで平和のバトンをうけつごう」のお知らせ


 JR堺市駅前のサンスクエア堺において、2018年7月28(土)29(日)の両日、表記の催しが開催されます。詳細は上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧下さい。

2018年7月11日水曜日

7/14 「堺憲法のつどい」のお知らせ


 2018年7月14日(土)表記の催しが開催されます。詳細は上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧下さい。

国会で重要法案の審議中に1週間の外遊を計画した首相の感覚は理解しがたい ——「九条の会」メルマガ第282号


 「九条の会」メルマガ第282号(2018年7月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 以下の記事が掲載されています。
  • 事務局から
    • メルマガについてのお詫びとお願い——この度、読者のみなさんにメルマガがほぼ届かなくなりました。サーバーの変更など、抜本的な対策をとり、今月中の解決を目指して努力中です(2018年7月10日 九条の会メルマガ編集担)
    • 安倍9条改憲NO! 憲法を生かす全国統一署名 まだまだ広げられる! さらなる戸別訪問と対話を 秋の臨時国会めざし、3000万人達成に進もう——安倍9条改憲NO! 全国市民アクション
    • 3000万署名運動は続いています。「1350万人を突破!」第一次署名提出集会を開く(2018/6/11 報告)
    • 九条の会新作ポスター「安倍9条改憲は戦争への道」発売中
  • 各地から(全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!)
    • 九条の会いせはら(神奈川県伊勢原市)
    • 名取九条の会(宮城県名取市)
    • マスコミ9条の会(東京都)
    • 宮城県内九条の会連絡会(宮城県)
    • 鎌倉・九条の会(神奈川県鎌倉市)
 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~この度の豪雨災害に際し、被災地の皆様にお見舞い申し上げます
 かつてないほどの異常な災害の被災者の皆さんには大変な労苦に見舞われていることと思います。国会は残すところ、あと10日あまり、モリカケ疑惑やカジノ法案など重要問題の審議中にもかかわらず、1週間の外遊に出かけてしまう首相の感覚は理解しがたいものがあります。それでいて、改憲派必ずやるとの決意表明だけは忘れない人です。即刻、退陣を願います。[引用者の注:首相の外遊は豪雨災害対応のため、取りやめになりましたが、国会対応の不誠実さの責めは免れ得るものではありません。]

2018年7月4日水曜日

忘れたくない故・加藤周一氏の言葉


 加藤周一さんは「九条の会」発足当時の9名の呼びかけ人の1人で、会で中心的な役割を果たされましたが、2008年に亡くなられました。その没後5周年に、『加藤周一最終講義』(かもがわ出版、2013年)という本が記念出版されました。筆者が他の何冊かの読了した本と一緒に、その本をそろそろ処分しようかと書棚から取り出したところ、1カ所にポストイットを添付してあることに気づきました。加藤さんが北京の清華大学で2005年3月30日に行った講義「私の歩み、人生の歩み」の、末尾にある「九条の会」と題する20行足らずの1章です。

 そこには、加藤さんが「九条の会」にかかわった理由が次のように述べられています。
 前の戦争のとき、[...]どうして止められなかったのか。[...]はたして東京は焼け野原になった。もういっぺん焼け野原になるのを黙って待っているのですか。あるいは、できるだけの力をふるって、また戦争できるように日本の経済と制度を変えていこうという動きに対抗しようとするのか。それ[対抗しようとする運動]が「九条の会」です。[...]書くだけではなくて、もう一歩踏みだした組織に初めてコミットしました。

 そして、昨今の「いよいよ憲法九条を変えて、軍備を大々的に強めようという考え方が前面に出て来て」いる情勢を憂えた老・加藤さんは次のように力強く宣言しているのです。
私はいま、少なくとも歩行できる程度の力が残っていれば、抵抗したいと思います。私は時々新聞に書きますから、書く時は「花鳥風月」ではなくて、「九条」に触れる。そこには一種の倫理的な意味があると思います。

 安倍9条改憲を阻止するためには、私たちにも、いまは「花鳥風月」ではなくて「九条」、の心構えが必要でしょう。

多幡記