2020年11月26日木曜日

衆院憲法審査会への監視を強めなくてはならない ——「九条の会」メルマガ第335号


 「九条の会」メルマガ第335号(2020年11月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の各記事が掲載されています。
  • 事務局から
    • 《お知らせ・再掲》「改憲発議反対全国緊急署名」の改訂版を作成しました
    • 11月19日、「改憲発議反対署名」を各国会議員に託しました
    • サイトのトップページ上部から「メルマガ登録」を
  • 各地から 全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!
    • 鶴ヶ谷地域九条の会(宮城県仙台市)
    • 9条を守る加茂の会(宮城県仙台市)
    • 調布九条の会「憲法ひろば」(東京都調布市)
    • 九条の会・足立連絡会(東京都足立区)
    • 栄区九条の会(神奈川県横浜市)
 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記:衆院憲法審査会
 11月19日、菅政権発足以降、初めての衆院憲法審査会の実質審議が行われた。この日は先ず、ここ7国会にわたって継続審議になっている「憲法改正手続法(国民投票法)」をめぐる諸問題についての委員間の「自由討議」だった。次回は26日に開催の予定。与党改憲派は同法のもつ様々な重要問題の討議を回避して微修正で急いで採決し、改憲論議への布石にしようとしている。監視を強めなくてはならない。

2020年11月10日火曜日

自民党改憲本部は姑息な「ステルス作戦」へ ——「九条の会」メルマガ第334号


 「九条の会」メルマガ第334号(2020年11月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の各記事が掲載されています。
  • 事務局から
    • 《お知らせ・再掲》「改憲発議反対全国緊急署名」の改訂版を作成しました
    • サイトのトップページ上部から「メルマガ登録」を
  • 各地から 全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!
    • 憲法九条やまとの会(神奈川県大和市)
    • 落合・中井九条の会(東京都新宿区)
    • ふじみ9条の会(東京都東村山市)
    • 千代田九条の会(東京都千代田区)
    • 深川9条の会(東京都江東区)
    • 九条の会・さいたま(埼玉県 さいたま市)
 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記:自民党改憲本部のステルス作戦
 臨時国会開会日に新たに衆院憲法審査会会長に選出された自民党の細田博之元幹事長は「日本の国家像を国民的見地に立って議論する意義は極めて大きい。審査会に課せられた使命は誠に重大だ」と強調した。
 与党は今国会の憲法審で、この3年近く継続審議になっている憲法改正の手続きを確定させるための憲法改正手続き法(いわゆる国民投票法)改正案(微修正案)の成立を目指す構えだ。このハードルを越えないと改憲案の議論に入れないからだ。しかし、各方面から指摘されているように、この法案自体が抜本的改定を要する欠陥法案だ。「微修正」ではすまされない。
 自民党憲法改正原案起草委員会(衛藤征士郎委員長)は4項目の自民党改憲(イメージ案)を年末までに具体的な条文案にするとの方針を示し動き出した。これに対して立憲民主党などは「他党を無視して独走するなら国会での憲法論議はできなくなる」と反撃している。
 このため自民党は改憲手続法の議論のブレーキとなることを恐れ、「これからは起草委の会合を開いたとも、開かなかったとも発表しない」として、今後は起草委の活動を水面下にとどめるという姑息な「ステルス作戦」をとろうとしている。