2013年12月5日木曜日

映画人・学者・国際人権NGOなどなど:秘密保護法案反対が空前の広がり—参院強行採決は許せません


 「学者・研究者の反対声明の広がり、シナリオ作家や脚本家団体の共同声明、映画監督や俳優による『反対する映画人の会』の結成…。表現の自由と基本的人権を侵害する希代の悪法・秘密保護法案に反対し、廃案を求める声は空前の広がりをみせています」として、2013年12月4日付け『しんぶん赤旗』の記事が「特定秘密保護法案に反対する映画人の会」、「特定秘密保護法案に反対する学者の会」、国際人権NGOなど6団体の動きを紹介しています。

 さらに同紙の「秘密保護法案直ちに廃案に:声明相次ぐ」と題する別の記事は、筆者も所属する日本科学者会議が、さる12月2日、米田貢事務局長名の声明「特定秘密保護法案は慰安を重ねて求め、日本版NSC設置・米軍新基地建設に反対する」を発表したことなどを伝えています。

 同記事は、科学者会議の声明が、秘密保護法案は「国民の知る権利を奪い、広範な分野の科学研究をも阻害する」と指摘し、また、国家安全保障会議(日本版NBC)の活動をチェックすることを阻むのも、特定秘密の壁だとして、同法案の廃案を求めていることを紹介しています。声明の全文はこちらでご覧になれます。

 参議院は、このような空前の反対の広がりを前にして、良識の府の名に恥じないよう、この悪法案を強行採決しなことが強く求められます。

多幡記

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