2026年2月25日水曜日

笑顔の仮面をかぶったファシズムの到来:髙市施政方針演説 ——「九条の会」メルマガ第455号


 「九条の会」メルマガ第455号(2026年2月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の各記事が掲載されています。

 ■事務局から
  ◇九条の会メルマガ読者募集!(再掲)
 ■各地から
  ◇千代田九条の会(東京都千代田区)
  ◇憲法9条京都の会(京都府)
  ◇九条の会東京連絡会(東京都)
  ◇調布九条の会「憲法ひろば」(東京都調布市)
  ◇栄区九条の会学習会(神奈川県横浜市)
 ■活動報告
  ◇オンライン憲法塾事務局(福島県九条の会)
  ◇本郷湯島九条の会(東京都文京区)
  ◇えびな・九条の会(神奈川県海老名市))
 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記:髙市施政方針演説の読み方
 2月20日、高市早苗首相が両院本会議で初めての「施政方針演説」をした。首相は時に与党席からの万雷の拍手の嵐のなかで、笑顔を振りまきながら、高揚してアジリまくった。
 その過去10年で最も長い、原稿34頁、9章、50分にものぼる長広舌を新聞で読むのは苦痛でもある。そこでお薦めしたいのは演説を後ろから読むことだ。演説は、九 むすび、八 治安・安全の確保、七 人材力、六 情報力、五 防衛力、四 外交力と続いて、冒頭の経済政策になる。こう読んでいくと、高市首相の狙いが鮮明になる。
 まず、「むすび」が重要だ。改憲や皇室典範の改定、昭和100年記念式典などがでてくる。後述するが、ここで改憲発議への「期待」と高市流の憲法定義が「どのような国を作り上げたいのか、その理想の姿を語るもの」などという戦後日本の憲法学での知見と全く別の物語がのべられる。
 首相が強調する「昭和100年」は、1945年を境にする2つの異質な日本を、裕仁天皇という個人の生涯による元号で融合・一体化して、昭和前期のファシズムを免罪する危険な史観だ。あわせて、ここで「日本古来の文化・伝統」など天皇制史観を当然のごとく述べ、「先人の希望」に学び挑戦すると強調した。これぞ戦前のファシズムへの復帰の首相の願望だ。
 髙市施政方針演説はまさに笑顔の仮面をかぶったファシズムの到来を示したものだ。(T)

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