安倍政権が臨時国会に提出を予定する「特定秘密保護法案」(仮称)について、内閣情報調査室が9月3日、総務省ホームページのパブリックコメント用に公開したのは、法案の概要にすぎず、その全体像は闇に包まれています。
概要でも明らかなことは、「特定秘密」の定義や範囲のあいまいさです。「特定秘密」を指定するのは「行政機関の長」となっており、時の権力者の都合や勝手な判断で政府や自衛隊、警察の情報が国民の目から隠されてしまうことになります。戦争準備の軍事情報、原発や警察の不正も隠される危険性があります。
タレントの藤原紀香さんも、9月13日付けのブログ記事「秘密保全法案って?」にこの法案の問題点を記し、反対の姿勢を示しています。
この危険な法案に対して、9月17日に受付けを閉め切るパブリックコメントにどんどん意見を送りましょう。パブリックコメントはこちらから送ることができます。
参考:安倍政権動き急 秘密保全法案の闇、しんぶん赤旗、2013年9月5日。
おわび:本記事を投稿した16日を、表題と本文において、閉め切り日の当日と勘違いして、「きょう」と書きました。訂正し、おわびします。
多幡記
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