2013年10月6日付け『しんぶん赤旗』に、憲法9条に関係する次の本が紹介されていました。
品川正治(しながわ・まさじ)著『戦後歴程:平和憲法を持つ国の経済人として』(岩波書店、2013年、1,890円)
評者は「九条の会」事務局長・東京大学大学院教授の小森陽一さんで、次のように賞賛しています。
評者は「九条の会」事務局長・東京大学大学院教授の小森陽一さんで、次のように賞賛しています。
戦後日本社会を、「憲法九条」と「日米安保」との相克の歴史ととらえ、「憲法九条の旗はボロボロに破れても旗竿は国民がしっかり握り続けて守らなければならない」と訴えてきた経済人の遺書となった、渾身(こんしん)の自分史であり、世界の中の日本史である。[…]中国の激戦地での戦場体験と復員船での憲法九条との出会いの叙述中に、著者にとっての根本的な人生の選択の姿勢が刻まれている。
青井未帆著『憲法を守るのは誰か』 (幻冬舎ルネッサンス新書 あ-5-1、2013年、880円)
この本については「ほんだな」欄に簡単に紹介してありました。日本国憲法と自民党の改憲草案を比較しながら、草案の問題点を明らかにしているということです。また、通常兵器の国際取引を規制するはじめての包括ルール「武器貿易条約」の国連での成立に、日本が貢献できたのは、憲法9条があるからだと指摘されているそうです。
この本については「ほんだな」欄に簡単に紹介してありました。日本国憲法と自民党の改憲草案を比較しながら、草案の問題点を明らかにしているということです。また、通常兵器の国際取引を規制するはじめての包括ルール「武器貿易条約」の国連での成立に、日本が貢献できたのは、憲法9条があるからだと指摘されているそうです。
多幡記
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