表記の号が2013年2月10日付けで発行されました。詳細はウェブサイトでご覧になれます。運動に活用しましょう。以下に、トップ記事「呼びかけ人からのメッセージ」と編集後記を引用して紹介します。なお、メルマガ読者登録はこちらでできます。
呼びかけ人からのメッセージ
1月28日、九条の会事務局は国会内で記者会見を開き、呼びかけ人の4名の人びと (大江健三郎、奥平康弘、澤地久枝、鶴見俊輔)からのメッセージを発表しました。 メッセージの全文を紹介します (PDFファイルです)。
http://www.9-jo.jp/opinion/20130128yobikake-message..pdf
九条の会ニュース167号にも掲載されています。
http://www.9-jo.jp/news/9jouNews/130129news167.pdf
編集後記~安倍首相の危険な政策、急ピッチ
前号本欄で、在外邦人救出を口実に自衛隊法改悪を進めようとする例を引き、参院選を待たずに、安保防衛問題でも安倍首相の危険な動きが進んでいることを指摘した。いま同様の動きが次から次へと出始めた。7日の国会では軍隊慰安婦問題で、またも「軍の直接関与」を否定した。また同日、第1次安倍内閣で靖国神社参拝ができなかったことは「痛恨の極みだ」などと発言した。また政府は日本船籍の船に乗り込む外国の民間警備員を想定してライフルなど小銃の所持・使用を認める日本舶警備特別措置法案(仮称)を今国会に提出するという。また政府内には航空自衛隊の次期主力戦闘機となるF35戦闘機の部品の共同生産をめぐり、武器輸出三原則を事実上、緩和する動きがある。さらに政府は国家安全保障会議(いわゆる日本版NSC)設置にむけた有識者会議を15日に開こうとしている。8日には第1次安倍内閣が組織した「安全保障の法的基盤の再構築に関する有識者懇談会」を全く同じメンバーで再開し、集団的自衛権の行使に関する憲法解釈の変更に乗り出した。これらはいずれも憲法9条の精神をその足下から掘り崩す危険な動きだ。
3月3日の「学習会」を今後の九条の会の運動にとって有意義なものとしたい。
0 件のコメント:
コメントを投稿