本ブログでも日程をすでに紹介しました「9条世界会議・関西 2013」[10月13日、国際シンポジウム(関西大学)、14日、記念大集会(大阪市中央体育館)、どちらも午前10時から]には、各国から多彩なゲストを迎えているとして、10月9日付け『しんぶん赤旗』が、その中の2人について紹介しています。
13日に発言するチュニジアの弁護士、ベルハッセン・エヌーリさん(28)は、アラブ社会に9条を広めようと、「平和と人権の促進のための地中海協会」を設立した人です。エジプトの流血クーデターについて、「チュニジアは軍隊が小さく、国境を守るために使われているだけです。エジプト問題は、国の中で大きな軍隊が存在することです。大きな軍隊の存在は隣国にとっての脅威となるだけでなく、国内の民主主義にとっても脅威となります。憲法9条の精神をアラブ世界全体に広める必要性を実感します」というコメントを寄せているそうです。
14日に発言するロラン・ヴェイユさん(96)は、ナチスとたたかった経験を持つフランスの弁護士で、国際民主法律家協会の副会長を務め、いまも国際人権弁護士として法廷に立っている人です。「憲法9条は、文明の貴重な進歩の方向を指し示しています。憲法9条をなくしてしまうことは、外国の人々に銃を向ける向こう見ずな行動にほかなりません。自身にも刃を向ける可能性も否定できません」と述べているそうです。
どちらの言葉も、安倍政権や、改憲論者の人たちに聞かせたいものではありませんか。
多幡記
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