2012年10月14日日曜日

赤川氏の橋下市長批判は続く


 先に『図書』誌 2012年10月号掲載の赤川次郎氏のエッセイ「三毛猫ホームズの遠眼鏡 4:フクシマの壁」から、原発についての言葉を紹介しました(こちら)が、そのあとには橋下大阪市長を批判する文が、1ページ近くにわたって述べられています。氏がこの連載エッセイ「三毛猫ホームズの遠眼鏡」の中に橋下市長批判を記すのは前々回あたりから続いており、その都度、このブログで紹介して来ました(こちらこちら)。10月号での批判も、ここにその一部を紹介しておきたいと思います。

 以下の文は、先に紹介した「反原発の運動は、人間の『生きる権利』の主張から発している」という文に続けて、巧みに橋下市長の「大阪人権博物館」に対する姿勢について述べているものです。
 一度は「原発再稼働反対」のポーズを作って見せた大阪の橋下市長だが、国内唯一の人権に関する博物館「大阪人権博物館」を、補助金を打ち切ることで閉館に追い込もうとしている。「被差別部落」の問題から、アイヌ、在日、ハンセン病まで、差別の歴史を展示した博物館である。
 過去の誤ちの正体を見据えなければ、未来への展望は拓けない。橋下市長にとって、しょせん「人権」とは邪魔なものでしかないのだろう。
 このような人権軽視あるいは人権無視の政治家(というに値しませんが)をのさばらせてはなりません。

 なお、大阪人権博物館(リバティおおさか)のホームページはこちらにあり、目下「全国の皆さんへのアピール:リバティおおさかの運営継続と発展のため、皆さんに支援を訴えます」が掲載されています。

多幡記