来る10月28日に堺市立西文化会館(ウェスティ)で本会主催で開催予定の学習会(こちらに詳細)でお話していただく予定のフリージャーナリスト西谷文和さんが先月、同業の山本美香さんが殺害されたシリア・アレッポに潜入し、取材しました。その模様を10月2日付け毎日新聞大阪夕刊が報じています。その記事はこちらでご覧になれます。
記事は、西谷さんが「政府軍はジャーナリストを狙い撃ちしているから、アレッポは報道されないが、山本さんが亡くなった時より危ない」と語り、「政府軍は、自由シリア軍の隠れ家がどこかわからないから無差別に空爆する。イラクでもリビアでも、国連が飛行禁止区域を設けたが、シリアには設けられてない。なぜなら、シリアは石油が出ないから。でもこれ以上、子どもや老人が死ぬのを国際社会は黙って見ているのか。国連が積極的に介入すべきだ」と、日本を含めた国際社会に訴えていることを伝えています。また、なぜ危険な所に行くのかとの毎日紙記者の問いに対して、西谷さんは「好奇心。何が起こっているか、自分の目で確かめたい」と答え、11月には9回目のアフガン取材に赴く予定も話しています。
なお、公務員からフリージャーナリストに転じた西谷さんは、近著『戦火の子どもたちに学んだこと―アフガン、イラクから福島までの取材ノート(13歳からのあなたへ)』(かもがわ出版、1575円;下のイメージはその表紙)において、アフガンやイラクを中心に10年以上にわたる取材で見た戦争の真実や、困難に押しつぶされながらも夢を捨てずに生きようとする子どもたちの姿などを記しています。
記事は、西谷さんが「政府軍はジャーナリストを狙い撃ちしているから、アレッポは報道されないが、山本さんが亡くなった時より危ない」と語り、「政府軍は、自由シリア軍の隠れ家がどこかわからないから無差別に空爆する。イラクでもリビアでも、国連が飛行禁止区域を設けたが、シリアには設けられてない。なぜなら、シリアは石油が出ないから。でもこれ以上、子どもや老人が死ぬのを国際社会は黙って見ているのか。国連が積極的に介入すべきだ」と、日本を含めた国際社会に訴えていることを伝えています。また、なぜ危険な所に行くのかとの毎日紙記者の問いに対して、西谷さんは「好奇心。何が起こっているか、自分の目で確かめたい」と答え、11月には9回目のアフガン取材に赴く予定も話しています。
なお、公務員からフリージャーナリストに転じた西谷さんは、近著『戦火の子どもたちに学んだこと―アフガン、イラクから福島までの取材ノート(13歳からのあなたへ)』(かもがわ出版、1575円;下のイメージはその表紙)において、アフガンやイラクを中心に10年以上にわたる取材で見た戦争の真実や、困難に押しつぶされながらも夢を捨てずに生きようとする子どもたちの姿などを記しています。
多幡記