2015年6月5日金曜日

戦争放棄を憲法に書き込んだのは当時の首相・幣原喜重郎——朝日紙連載「新聞と9条」


 朝日新聞に連載中の「新聞と9条」第42回(2015年6月3日付け)は、「9条の発案者は誰なのか」を取り上げました。

 記事は、当時の首相、幣原喜重郎が1951年4月に刊行した遺著『外交五十年』に、戦争放棄、軍備全廃は自分の発案であり、連合国軍総司令部(GHQ)に強いられたのではない、と書いていることを明らかにしています。

 また、連合国軍最高司令官として日本占領に当たったダグラス・マッカーサーは、同年5月5日、上院軍事外交合同委員会で戦争放棄条項誕生の経緯を証言し、幣原が戦争放棄を憲法に書き込んだ、と述べたことも記しています。記事の全文はこちらでご覧になれます。

 改憲派が唱える「憲法押しつけ」論の根拠は薄弱と言えましょう。

 なお、6月4日の衆院憲法審査会で、与野党が推薦した憲法学者3人を招いて参考人質疑が行なわれた中で、安全保障関連法案について質問出たのに対し、全員が「憲法9条違反」と明言しました(そのニュースはこちらなど)。憲法違反が明らかになった法案は、速やかに撤回すべきです。

多幡記

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