編集後記~衆参両院の憲法審査会が再度、動き出しました
3月13日(水)午後に参院憲法審査会、14日(木)午前に衆院憲法審査会の審議が再開しました。
国会の他の委員会では類例を見ないほど、多くの市民が連日、傍聴に駆けつけています。衆議院は会長も自民党に代わり、日本維新の会も幹事を出すなど、改憲派政党の委員が圧倒的多数で、様相が一変しました。参議院は次回は4月3日ですが、衆議院は3月21日(木)も開催するなど、毎週でも開く構えです。96条改憲に向けた布石でしょうか。
さて、1点、お知らせです。昨年9月に開催した「三木睦子さんの志を受けついで 九条の会講演会――今、民主主義が試されるとき」の記録が、間もなく岩波ブックレットとなって出版されます。呼びかけ人の奥平康弘さんと事務局長の小森陽一さんの対談が新たに組まれ、充実した内容です。ブックレットのタイトルは「いま、憲法の魂を選びとる」、4月4日刊行予定です。
支持政党や宗教の違いをこえて、9条を守りたいという思いでつながる会です。日本を再び戦争をする国にしないために、また、平和を守り子や孫に手渡していくためにも、賛同の輪を大きくひろげていきましょう。
日本国憲法
第2章 戦争の放棄
第9条 日本国民は、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求し、国権の発動たる戦争と、武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する。
2 前項の目的を達するため、陸海空軍その他の戦力は、これを保持しない。国の交戦権は、これを認めない。
2013年3月25日月曜日
「九条の会」メルマガ第161号:「衆参両院の憲法審査会が再度、動き出しました」
ラベル:
「九条の会」メルマガのお知らせ
登録:
コメントの投稿 (Atom)
0 件のコメント:
コメントを投稿