「明日の自由を守る若手弁護士の会」の活動について、本ブログの先の記事で簡単に紹介しました。今回は、同会のウェブサイト(ブログ形式)中の「会の立ち上げにあたって」と題するページに、2012年4月に自民党が発表した憲法改正案が、民主主義国家であれば当然に保障されると考えられてきたものや、戦後70年近くにわたって日本に当たり前に存在したものを、どのように大きく変えようとしているかの例を、分りやすく記してありますので、それを以下に紹介します。次の通りです。
- たとえば、「すべて人間は生まれながら自由・平等で、幸福を追求する権利をもつ」という考え方を否定して、国が私たちの権利を容易に制限できること。
- たとえば、「国家権力を縛る憲法」から「国家が人を縛る憲法」へと変貌していること。
- たとえば、戦力の放棄をやめ、強大な権限をもつ「国防軍」の創設を宣言し、他国の戦争に参加できる態勢を整えること。
- たとえば、「緊急事態」には、内閣が私たちの人権を大幅に制限できること。
知っていますか? もしこのような改正案が現実のものとなったとき、私たちの生活・未来が大きく変わってしまう可能性があるということ。
憲法は、普段の生活には顔を出さないけれど、実は私たちが自分らしく生きること、幸せに生きることととても深く関係しています。私たちは、自分たちの未来を自分たちで決められるこの社会を守るために、自民党の憲法改正案の内容とその怖さを知ってもらいたいと思っています。そして、一人ひとりに考えてもらい、みなさんに話し合ってもらうことを願っています。
なお、同会作成のリーフレットには、これらのこわさについて、イラスト入りで詳しく説明してあります(上に掲載のイメージ参照。イメージをクリックすると拡大イメージをご覧になれます)。リーフレットの注文については、こちらをご覧下さい。
なお、同会作成のリーフレットには、これらのこわさについて、イラスト入りで詳しく説明してあります(上に掲載のイメージ参照。イメージをクリックすると拡大イメージをご覧になれます)。リーフレットの注文については、こちらをご覧下さい。
多幡記
0 件のコメント:
コメントを投稿