2012年6月29日金曜日

『橋下市長が設置狙う「近現代史施設」は侵略美化:小牧薫さん』


 ブログ「【堺からのアピール】教育基本条例を撤回せよ」の表記題名の記事が、2012年6月5日付け『しんぶん赤旗』の記事を紹介しています。内容は、橋本市長が打ち出した「日本の近現代史を学ぶ施設」の構想をどう見るかについて、大阪歴史教育者協議会の小牧薫委員長の意見を聞いたものです。小牧さんは「堺からのアピール」賛同人の一人とのことです。

 小牧さんが次のように述べていることは、特に留意すべきです。

 「戦後の歴史教育は、こうした研究の到達点や日本国憲法の理念に基づき、平和で豊かな国、人権が尊重される社会をめざして行なわれたきました。「両論併記」と言って、歴史研究の成果を否定し、一方的な歴史解釈を行政が押し付け、子どもたちに学ばせることは許されません。ゆがんだ歴史認識を広げる狙いは、憲法9条を改悪して戦争の出来る国にし、自らすすんで戦場へ行く若者を育てるということにあります。」

 記事全文はこちらでご覧になれます(紙面コピーをクリックすると拡大画面が出ます)。(多幡記)