2014年10月13日月曜日

『茶色の朝』、そしてマルチン・ニーメラー牧師の話:「九条の会」メルマガ第197号


 「九条の会」メルマガ第197号(2014年10月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。

以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~『茶色の朝』、そしてマルチン・ニーメラー牧師の話
 『茶色の朝』(フランク・パブロフ)やマルチン・ニーメラー牧師「彼らが最初に共産主義者を攻撃したとき…」の話が実感できるような時代になっている。衛藤晟一・首相補佐官は10月1日、ある会合で以下のように挨拶した。「いよいよ憲法改正に向かって最後のスイッチが押される時がきた。自民党は結党以来、憲法改正を旗印にしてきた。1993年に自民党が政権を失った時、自民党綱領だった自主憲法制定を外すべではないかとの提案がされたが、安倍(晋三)首相や我々が『憲法改正を下ろすなら自民党なんていうのはやめるべきだ』などと議論をした。今、その時のメンバーが中心となって第2次安倍内閣をつくった。安倍内閣は、憲法改正の最終目標のために、みんなの力を得て成立させたと言っても過言ではな い。2016年7月に次の参院選がある。2年後に国民投票を行い、憲法改正を達成しなければならない」と。
この人々はいよいよ総仕上げの時が迫ったと思っている。私たちも腹をくくらねばなるまい。

 注:フランク・パブロフ著『茶色の朝』のあらすじを含む紹介は、こちらでご覧になれます。また、マルチン・ニーメラー牧師の話「彼らが最初に共産主義者を攻撃したとき…」についての説明は、こちらでご覧になれます。どちらも、悪政への人々の抵抗が遅過ぎてはいけないことを教えるものです。

 (「九条の会」メルマガ読者登録は、ここをクリックして出るページで出来ます。)

0 件のコメント:

コメントを投稿