2014年7月10日木曜日

7/2 大学の自治・学問の自由を守るシンポジウム(大阪)


 表記のシンポジウムが下記の通り開催されます。

日時:7月12日(土)14時~17時
場所:エルおおさか 本館6階大会議室(地図はこちら
趣旨:
 安倍内閣は、学校教育法と国立大学法人法を改悪して、教授会の権限を教育と研究のみに制限し、人事権を剥奪するという法案を4月25日閣議決定し、国会に提出しました。旧国立大学は法人化以後、半数が学外理事である理事会の管理下にあります。学外理事は大半が財界人や保守系の政治家で占められています。この現状のもとで教授会の人事権を奪って、理事会に権限を移すということは、大学自治の破壊であり、学問の自由の危機であると言わざるを得ません。また今回の学校教育法改正法案は、教育委員会制度の解体、道徳教育の教科化等と並び、戦後、国民が培ってきた民主的な教育の否定を意図するものです。
 2014年4月7日、京都造形芸術大学学長(前京大総長)・尾池和夫氏ら11名のこれに反対する緊急アピールが出されました。現在、6,400人を超える賛同署名が集まっていますが、これを急速に拡大する必要があると考えます。大阪では、大阪府立大学と大阪市立大学との統廃合も問題となっています。私たちは、11氏のアピールを支持し、賛同署名を急速に拡大するために、多くの賛同団体の支持を得て、大阪で、シンポジウムを開催することを計画しました。多くの皆さんのご参加をお願いいたします。
パネリスト:
 尾池和夫(京都造形芸術大学学長・前京都大学総長)
 芦田文夫(元立命館大学副総長)
 宮本憲一(大阪市立大学名誉教授・元滋賀大学学長)
 小林宏至(大阪府立大学名誉教授)
 竹中寛治(京都大学職員組合副中央執行委員長)
主催:大学の自治・学問の自由を守るシンポジウム実行委員会
連絡先:日本科学者会議大阪支部気付 06-6367-0051
 または 090-7870-4078(岩本)

 以上、同シンポジウムのチラシ(上掲。こちらからダウンロードできます)の記載よって紹介しました。

(文責・多幡)

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