NHKの連続テレビ小説(朝ドラ)での悠太郎逮捕と戦時中の「防空法」、そして東京・大阪での空襲被害の関係についてのブログ記事を、本ブログでも紹介してきたところです(こちらとこちら)が、大阪大空襲から69年目にあたる昨13日、朝日新聞も「朝ドラ 悠太郎なぜ逮捕:命より国家、市民縛る—防空法 街から退去禁止・消火義務—」と題する記事を掲載しました。
記事は、最高裁へ控訴中の大阪空襲訴訟にもふれ、大前治弁護士の「国が戦時中に守ろうとしたのは、国民の命ではなく、都市と国土、国家体制だった」「防空法を通して見えてくるのは『本当に守るべきものは何か』という問題。特定秘密保護法や集団的自衛権の行使容認といった国家の危機管理を強める動きが進む現代で、いま一度問い直される必要がある」との指摘を紹介しています。記事全文はここをクリックしてご覧になれます。
なお、朝日新聞13日付け夕刊のトップ記事「防空壕 命守ったか」も、大阪大空襲69年の関連記事で、「大阪国際平和センター」(愛称・ピースおおさか)のリニューアル問題や、戦時中の改正「防火法」に沿う形で1942年に変更された「防空壕構築指導要領」にふれています。ここをクリックしてご覧になれます(全文を読むにはログインが必要)。
(文責・多幡)
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