2012年2月29日水曜日

大阪教育基本条例反対運動の呼びかけ人10氏が再びアピールを発表


 2011年11月17日付けでアピール「大阪府教育基本条例案に反対します」を出した池田香代子(翻訳家)、市川昭午(国立大学財務・経営センター名誉教授)、尾木直樹(教育評論家)各氏ら10名が、条例案の審議される大阪府、大阪市の両議会が始まったさる2月28日、「大阪・教育基本条例案の制定の動きに対して、再び反対する」というアピールを公表しました。

 「教育は、命令と服従では成功しません。…中略…今必要なのは、その逆の、教育のすべての関係者…中略…の合意と信頼の形成であり、子どもが安心して必要なことを学んでいける環境づくり、教師が専門的な能力と見識にもとづいて教育ができる環境づくりです」として、「『教育条例案』を大阪府議会、大阪市議会において廃案にするまで、皆様と共に最後まで闘い続けたい」と、呼びかけています。全文はこちらでご覧になれます。

 なお、大阪市立の学校で教職員に入学式や卒業式などの学校行事において君が代を起立して斉唱することや、市の施設での日の丸掲揚を義務付ける大阪市の「君が代条例」が、28日夜の市議会本会議で一部修正の上、地域政党「大阪維新の会」と自民、公明両党の賛成多数で可決、成立し、近く施行されるという、遺憾な事態になっています(そのニュースはこちらなどでご覧になれます)。

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