2015年12月27日日曜日

お知らせ「憲法・安全保障をめぐる連続学習会」——ニュースレター九条科学者 2015.12.24号


9状キュウリ(九条科学者の会ホームページから)。

 2015年12月24日付け『ニュースレター九条科学者 (連続学習会案内)』が届きました。以下に内容を転載して、お知らせします。



◆「憲法・安全保障をめぐる連続学習会」ご案内

九条科学者の会主催の月例学習会をはじめます。ご関心のある方は、どなたでもご参加ください。今後の予定は決まり次第、随時、九条科学者の会のニュースレター、ホームページなどでお知らせします。

日時:2016年1月15日(金)18:00〜20:00
場所:日本科学者会議会議室
〒113-0034 東京都文京区湯島1-9-15 茶州ビル9F
Tel: 03-3812-1472 Fax: 03-3813-2363

第1報告 本田浩邦氏「憲法・安全保障をめぐる情勢」
(九条科学者の会事務局長。獨協大学経済学部教授。専門はアメリカ経済論。共著に『現代アメリカ経済分析』日本評論社、2013年など)

第2報告 後藤仁敏氏「文献紹介:益川敏英著『科学者は戦争で何をしたか』」
(九条科学者の会事務局員。鶴見大学名誉教授。専門は古生物学/解剖学。著書に『唯臓論』中公文庫、2008年、共著に『新・ヒトの解剖』築地書館、1996年など)

●参加費:無料(資料準備の都合上、参加ご希望の方はご面倒でも事前にメールで下記アドレスまでご連絡をお願いします。newsletter@9-jo-kagaku.jp

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「九条の会」のアピールを広げる科学者・研究者の会
(略称「九条科学者の会」)
〒113−0034 東京都文京区湯島1−9−15 茶州ビル901 
電話/FAX 03-3811-8320
newsletter@9-jo-kagaku.jp http://www.9-jo-kagaku.jp/
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2015年12月25日金曜日

2000万人「戦争法の廃止を求める統一署名」に取り組みましょう——「九条の会」メルマガ第225号


 「九条の会」メルマガ第225号(2015年12月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。
  • 2000万人「戦争法の廃止を求める統一署名」に取り組みましょう
  • 鶴見俊輔さんの講演が収められた『いま語る 九条の心』(「九条の会」憲法セミナー3)のご案内
  • 奥平康弘さんの講演が収められた『戦争をする国にさせない』(「九条の会」憲法セミナー4)のご案内
  • 集団的自衛権行使容認反対のポスター、積極的にご活用下さい
 
本ブログでは、「九条の会」メルマガ毎号の編集後記を引用して紹介していますが、今回はなぜか前号と全く同じ、「沖縄のたたかいに連帯を!」という文なので、紹介を省略します。



 (「九条の会」メルマガ読者登録は、ここをクリックして出るページで出来ます。)

2015年12月18日金曜日

本会の「9条を守ろう!」大型看板の写真が『しんぶん赤旗』に


 「戦争は ほんまにアカン! みんなで憲法9条を守ろう!」と書いた大型看板を本会が設置したことについては、12月2日付けブログ記事において、写真入りでお知らせしました。同じ写真が12月18日付け『しんぶん赤旗』の「すなっぷ」欄に掲載されました(上掲の記事写真参照)。上田事務局長が投稿したもので、「念願の看板が」と題し、「念願の、堺市西区、福泉・鳳地域『憲法9条の会』の看板ができました。戦争法廃止の署名運動頑張ります」の文が添えられています。

2015年12月16日水曜日

12/20 非戦の市民講座『戦後70年「敗戦を」否認し続けてきた日本社会〜なぜ日本はアジアと向き合えないのか〜』——堺で


 表記の講座が2015年12月20日(日)14時から、堺市・サインスクエア堺A棟3F多目的ホールで開催されます。資料代1000円(学生・非正規労働者500円)。主催は「いま9条と私たち 非戦の市民講座」。詳細は上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧ください。

(文責・多幡)

2015年12月14日月曜日

12/19, 20 劇団きづがわ第71回公演『河』——原爆詩人・峠三吉とその仲間たちの姿を通して〈戦後70年〉の今を問う感動のドラマ


 表記の公演が2015年12月19日(土)、20日(日)にリバティおおさかホールで開催されます。詳細は上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧下さい。リバティおおさかの大きな地図は、こちらでご覧になれます。

(文責・多幡)

2015年12月11日金曜日

12/19 TALK EVENT 民主主義ってなんや?—大阪・難波で



 2015年12月19日18時30分から、表記の集会が大阪・OCATビル4階・難波市民学習センター(地図はこちら)講堂で開催されます。入場無料。詳細は上掲のちらしイメージ2枚目をクリック・拡大してご覧ください。

(文責・多幡)

2015年12月10日木曜日

沖縄のたたかいに連帯を!——「九条の会」メルマガ第224号


 「九条の会」メルマガ第224号(2015年12月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。
  • 2000万人「戦争法の廃止を求める統一署名」に取り組みましょう
  • 鶴見俊輔さんの講演が収められた『いま語る 九条の心』(「九条の会」憲法セミナー3)のご案内
  • 奥平康弘さんの講演が収められた『戦争をする国にさせない』(「九条の会」憲法セミナー4)のご案内
  • 集団的自衛権行使容認反対のポスター、積極的にご活用下さい

 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~沖縄のたたかいに連帯を!
 安倍政権は、翁長沖縄県知事に代わって辺野古埋め立て承認の「代執行」に向け、福岡高裁那覇支部に提訴しました。翁長知事は沖縄県民の「基地は県外に」の思いの圧倒的な支持に基づき、法にのっとり埋め立て承認取り消しをしました。法の主旨をねじ曲げ、沖縄県民の民意、地方自治を踏みにじる、この政府の暴挙を許すことはできません。翁長知事は「裁判を通して沖縄への政府による基地押しつけの不当性を全国民に明らかにしていく」と決意を述べています。この14日には「辺野古新基地を造らせないオール沖縄会議」も結成されます。沖縄のたたかいは、戦争法に反対し、9条を守り活かすたたかいとひとつです。


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2015年12月6日日曜日

12/8 日米開戦の日に平和を考える集い、大阪で


 表記の集いが「大阪空襲訴訟を伝える会」の主催で、下記の通り開催されます。詳細は上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧ください。
  • 日時:2015年12月8日(火)午後6時30分開会
  • 会場:大阪府立労働センター(エル・おおさか)5階・視聴覚室
  • 資料代:500円(学生は300円)
  • 内容:講演 大前治弁護士「空襲訴訟の道のりと判決の意義」
       大阪大空襲の映像上映、空襲体験のお話

(文責・多幡)

2015年12月4日金曜日

12/5 戦争法廃止! 交流学習会、大阪・堺で


 12月5日(土)、表記の学習会が自由と自治・進歩と革新を目指す堺市民の会(堺市民懇)の主催で、サンスクエア堺(地図はこちら)第1会議室において開催されます。詳細は上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧ください。戦争法に反対する方は、どなたでもお越しください。入場は無料です。

2015年12月3日木曜日

アベ政治を許さない


 澤地久枝さんが呼びかけた、毎月3日13時に、それぞれの場で「アベ政治を許さない」のおなじ抗議ポスターを掲げる運動への参加です。

2015年12月2日水曜日

「戦争は ほんまにアカン! みんなで憲法9条を守ろう!」:本会が大型看板を設置


 本会はこのほど、上掲の写真にある、畳1枚の大きさの看板を設置しました。場所は、堺市西区草部の南海バス停前です。商店のご理解を得て、バス通りに面したその軒下に建てさせていただきました。また、看板作成の費用は、さる10月25日の集会の際にご参加の方がたにお願いしたカンパによって、大部分をまかなうことができました。みなさんのご協力に感謝いたします。この看板によって、戦争法廃止、憲法9条を守ろう、の世論がますます広がり高まることを期待しています。他の地域の9条の会にもご参考になれば幸いです。

2015年11月25日水曜日

戦争法廃止2000万人統一署名運動、力を尽くしましょう——「九条の会」メルマガ第223号


 「九条の会」メルマガ第223号(2015年11月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。
  • 2000万人「戦争法の廃止を求める統一署名」が全国各地で始まりました。すみやかな廃止をめざして力を尽くしましょう
  • 鶴見俊輔さんの講演が収められた『いま語る 九条の心』(「九条の会」憲法セミナー3)のご案内
  • 奥平康弘さんの講演が収められた『戦争をする国にさせない』(「九条の会」憲法セミナー4)のご案内
  • 集団的自衛権行使容認反対のポスター、積極的にご活用下さい

 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~戦争法廃止2000万人統一署名運動が始まりました
 各地をおたずねすると、みなさん、元気に署名活動に取り組んでいらっしゃいます。19日とか、9の日とか、あるいは曜日を決めて署名集めに取り組んでいるところが多いようです。工夫したチラシを一緒に配ったり、音楽をやったり、紙芝居をやったり、呼びかけの仕方にもさまざまな工夫があります。大勢で街頭に立つもよし、一人で街頭に立つもよし。目標を人口の2割にしているところもかなりあります。メルマガへの報告をお願いします。お互いに励まし合いながら、半年間の署名運動、がんばりたいですね。


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2015年11月10日火曜日

2000万人署名で戦争法廃止の大波を起こしましょう——「九条の会」メルマガ第222号


 「九条の会」メルマガ第222号(2015年11月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。
  • 11月13日開催の九条の会講演会は、まだ席に余裕があります。前売券をお持ちでない方も、当日会場においで下さい。(東京・日本教育会館)
  • 2000万人「戦争法の廃止を求める統一署名」用紙ができました。すみやかな廃止をめざして力を尽くしましょう
  • 鶴見俊輔さんの講演が収められた『いま語る 九条の心』(「九条の会」憲法セミナー3)のご案内
  • 奥平康弘さんの講演が収められた『戦争をする国にさせない』(「九条の会」憲法セミナー4)のご案内

 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~2000万人署名が始まりました
 各界の皆さんの共同の呼びかけで、画期的な「戦争法の廃止を求める統一署名」が始まりました。皆さんの周辺のお一人、お一人に訴えて、戦争法廃止の大波を起こしましょう。いまこそ、九条の会の真価を発揮するときだと思います。


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2015年11月3日火曜日

アベ政治を許さない


 澤地久枝さんが呼びかけた、それぞれの場で「アベ政治を許さない」のおなじ抗議ポスターを掲げる運動への参加です(時間が午後1時より遅れてしまいましたが)。

2015年11月2日月曜日

本会9周年のつどい「シリア内戦から、集団的自衛権を考える」、大成功!


 さる10月25日(日)午後2時から、表記のつどいをウェスティ(堺市立西文化会館)7階セミナールームで開催しました。会場一杯の約100名の参加者があり、大成功でした。プログラムは次の通りでした。
  • 司会あいさつ:今上世話人
  • 多幡代表あいさつ
  • 筑前琵琶「知覧特攻隊」:江川けいこさん、朗読・栃尾規子さんほか1名
  • お話:西谷文和さん「シリア内戦から、集団的自衛権を考える:戦争のリアルと安倍政権の虚構」
  • 質問・交流
  • お礼のあいさつと行動提起:上田事務局長

 筑前琵琶「知覧特攻隊」は、第二次世界大戦末期の沖縄戦において、特攻という、戦闘機に爆弾を装着し敵の艦船に体当たりする無謀な作戦で、多くの若者たちが命をむざむざと落としたことをしみじみと伝えるものでした。そして、このような悲劇を生み出す戦争を決して起こしてはならないとの思いを、参加者一同に強く感じさせました。

 西谷さんの映像を使ってのお話からは、シリアの内戦の原因が宗教の違いによる衝突というのは間違いで、欧米諸国が現地の政治的少数派を援助して政情不安定を起こし、石油を廉価で輸入出来る状況を作っているのが本質だということ、しかし、日本のマスコミはアメリカにおもねる政権や大手広告主に遠慮してそれを報道しないということ、戦争はすべて嘘から始まるということ、などを教えられ、たいへん勉強になりました。

 代表あいさつに続いて司会から、草部バス停付近に「憲法9条を守ろう」という文字を入れた、たたみ一枚の大きさの本会の看板を掲げるためのカンパをお願いし、2万円余りが集まりました。正確な金額は、参加者の正確な数や参加者からの感想などと合わせて、後日あらためて報告する予定です。

 以下に、当日の様子を伝える写真(上田孝さん撮影)と代表あいさつの内容を掲載します。


司会あいさつ


代表あいさつ


「知覧特攻隊」の朗読


筑前琵琶「知覧特攻隊」の演奏と語り


西谷さんのお話


満員の会場風景


会場からの質問・交流、その1


会場からの質問・交流、その2


お礼のあいさつと行動提起

代表あいさつの内容

 皆さん、こんにちは。きょうは、風が少し強いようですが、行楽日和の日曜にもかかわらず、この会場に大勢お集りいただき、ありがとうございます。

 私たちの福泉・鳳地域「憲法9条の会」は、2006年に発足し、日本は国際紛争の解決に武力を使わないとしている憲法9条を、守り活かそうという活動を、毎月1会の宣伝・署名行動などによって続けています。

 また、毎年1回、講演会あるいは学習会を行なってきました。きょうは、私たちの会がさる8月で発足から満9年になったのを記念して、西谷文和さんのお話を中心とする、9周年のつどいを開催することになりました。西谷さんには3年前にもお話をいただいて、好評で、次の機会にもまた西谷さんのお話を聞きたいという要望が多くありました。それにお応えする形で、きょうのつどいを計画しました。

 9年目は、普通、何周年という記念行事をする年には入らないかもしれませんが、9という数字は私たちが守ることを目的にしている憲法9条の9であります。また、一つのことに忍耐強く専念して、やり遂げることのたとえとして、壁に向かって9年を意味する「面壁九年(めんぺきくねん)」という言葉もあり、私たちは、この満9年から10年目に向かう年を大切にしたいと思う次第です。

 ところが、安倍政権は、あろうことか、この年に、「安保法制」と称する戦争法を、圧倒的多数の憲法学者による憲法違反との指摘や、幅広い国民の反対の声を無視して、国会での強行採決によって、成立させました。安倍首相はさらに、先般の内閣改造の直後に、憲法を変えることについての議論を始めたいと語っています。

 国民の知る権利を奪う「秘密保護法」の制定から始まって、武器輸出三原則に代わる「防衛装備移転三原則」の閣議決定、集団的自衛権行使容認の閣議決定、それに続いて、今回の「戦争法」の制定、そして国防軍を明記する憲法改悪への意欲、これらの流れを見れば、安倍政権が日本を戦争のできる国にするための暴走を続けてやまないことが、火を見るよりも明らかです。

 私たちの会の親の会である、中央の「9条の会」の呼びかけ人は、当初9名でしたが、そのうち6名の方々がすでに亡くなられ、残るは3名となっています。その中の一人、澤地久枝さんが、さる7月18日に行った「アベ政治を許さない」のポスターを全国一斉にかかげる運動を再開することを、先日ホームページで呼びかけられました。再開第一回目は来る11月3日で、以後毎月3日午後1時にくりかえすということです。

 私たちも、いろいろな形で、アベ政治反対、戦争法廃止、そして憲法9条を守り抜こう、の声を広げていきたいと思っています。

 きょうの集いが、平和を願う私たちの思いと行動を、いっそう広げて行く一つの機会となれば幸いです。

 以上、開会の挨拶といたします。

2015年10月29日木曜日

お知らせ:『ニュースレター九条科学者(秋の講演会/事務局長声明)』2015.10.29号


 2015年10月29日付け『ニュースレター九条科学者 (秋の講演会/事務局長声明)』が届きました。以下に内容を転載して、お知らせします。



恒例の秋の講演会を開催します。ぜひご参加ください。
【九条科学者の会2015秋のつどい】
安保法制とこれからの日本 憲法9条と東アジアの平和の枠組み
日時:2015年11月14日(土)13:30〜17:30 (13:00 開場)
場所:中央大学後楽園キャンパス5 号館5233 教室(予定)
参加費(資料代):500円
■講演 (1):「共生の視点から憲法を考える—日本とフランス」
大藤紀子さん(獨協大学教授)
■講演 (2):「東アジアの平和をどう構想するか—
『安保環境変化』論、『抑止力』論を超えて」
小澤隆一さん(東京慈恵会医科大学教授)
アクセス
東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅から徒歩5分
都営三田線・大江戸線「春日」駅から徒歩6分
JR 中央・総武線「水道橋」駅から徒歩12分
(上掲のちらしイメージはクリックすると拡大版をご覧になれます)

事務局長声明を発表しました。
【事務局長声明】安全保障関連法の廃止に向け今こそ科学者の共同のたたかいを!
安全保障関連法(以下、安保法)の国会での「可決成立」を受けて、政府はただちに来春以降の南スーダンPKOの武器使用の強化、離島奪還を想定した日米合同軍事演習など、海外での自衛隊の活動を活発化させています。この法制が、アメリカの力の論理に日本をより強く結びつけ、その無謀な軍事戦略に組み込むうえで一線を踏み越えたものであることは明らかです。
しかし、この間の安保法に反対する運動をつうじて、憲法や安全保障をめぐる国民の政治意識の地形図は大きな変貌をとげました。多くの国民がこの戦争法の違憲性のみならず、日本のアメリカへの度し難い従属ぶりや、この法律と日米軍需産業との結びつき、沖縄基地問題や原発再稼働とのつながりを見抜くようになりました。連日、国会周辺に多くの人々が集まり抗議の声をあげ、若者たちも明確な意思を示し、めざましい役割をはたしました。学者、研究者は、「安全保障関連法に反対する学者の会」を立ち上げ、短期間で1万4000人を超える声を集め、さらに無数の集会や記者会見をつうじて多くの研究者が専門の見地からこの法律の違憲性を訴えたことも運動の展開に大きく貢献しました。世論調査の結果をみても国民の安保法に対する反対は強く、政府は孤立していますが、安倍政権は、国会を取り巻くこうした声に耳を閉ざしています。
国会の多数で安保法は「成立」しましたが、私たちの運動が終わるわけではありません。むしろ、今後ますます広く深く根をはり、今後の日本の民主主義のあり方を変えるたたかいとして続きますし、続けねばなりません。この安保法の具体的な運用は、これからの国民世論の動向に左右されます。さらに国民の結束した運動如何では、次期参議院選挙までに大きな共同のうねりを作り出し、この法律を廃止に追い込む可能性も十分にあります。
私たち九条科学者の会は、安全保障に関する様々な立場の違いを超えて、憲法九条を守るという一点で共同して運動を続けてきました。また、明文改憲だけでなく、解釈改憲による憲法九条の実質的な毀損・破壊に対しても厳しく批判してきました。安保法の「成立」をうけ、私たちの運動はますます重要となりつつあります。各大学や研究機関の多くの人々に引き続きこの法制の違憲性、危険性についての理解をさらに拡げ、「力によらない」世界と日本の平和の可能性を訴えつつ、共同の輪を拡げていこうではありませんか。
2015年10月13日
「九条の会」のアピールを広げる科学者・研究者の会
(九条科学者の会)
事務局長 本田浩邦

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「九条の会」のアピールを広げる科学者・研究者の会
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2015年10月25日日曜日

政府・与党、臨時国会開催を逃げる。言語道断の姿勢だ——「九条の会」メルマガ第221号


 「九条の会」メルマガ第221号(2015年10月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。
  • 鶴見俊輔さんの志を受けついで 九条の会講演会—今、立憲主義と9条の危機に立ち向う(11月13日、東京・日本教育会館)
  • 鶴見俊輔さんの講演が収められた『いま語る 九条の心』(「九条の会」憲法セミナー3)のご案内
  • 奥平康弘さんの講演が収められた『戦争をする国にさせない』(「九条の会」憲法セミナー4)のご案内
  • 集団的自衛権行使容認反対のポスター、積極的にご活用下さい

 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~政府・与党は臨時国会開催を逃げました
 憲法第53条の規定にもとづいて4分の1以上の衆院議員=125名が連名で要求した臨時国会の開催に対して、安倍内閣と与党は応じようともせず、首相は外遊に出発してしまった。これは極めて異例のことだ。戦争法の廃止法案をはじめ、沖縄辺野古の埋め立て、原発再稼働、TPPの問題や、閣僚の適確性など問題が山積しているにもかかわらず、議論を避け、国会を開かないという安倍政権の姿勢は言語道断だ。憲法を無視する安倍首相の政治姿勢が端的にあらわれている。


 (「九条の会」メルマガ読者登録は、ここをクリックして出るページで出来ます。)

2015年10月22日木曜日

11/3 午後1時「アベ政治を許さない」同じポスターを全国一斉に、澤地久枝さんが呼びかけ


 9条の会呼びかけ人の一人で作家の澤地久枝さんが、ホームページで次の通り呼びかけています。この呼びかけを広げて、参加しましょう。



7月18日午後1時の「掲げる会」にご協力ありがとうございました。
8月、9月と体調をくずしていましたが、政治のあまりのひどさに、また「アベ政治を許さない」を掲げようと思い、よびかけます。

再開第一回目の11月3日(火・文化の日・憲法公布記念日)私はこの日長野県阿智村の「満蒙開拓平和記念館」前に立ちます。(国会前には、有志が立ちます。)
そして、毎月3日午後1時にくりかえします。
それぞれの場で、おなじ抗議ポスターを、おなじ時間に掲げます。
現在の政治のありかたに対する、私たちのギリギリの意思表明です。
ファックスやネットでも広げてゆきましょう。

2015年10月 澤地久枝


呼びかけチラシはこちら
「アベ政治を許さない」A4ポスターはこちらからダウンロードできます。

2015年10月19日月曜日

さよなら維新政治10.29府民大集合、大阪市中央公会堂で


 2015年11月22日の大阪府知事・大阪市長ダブル選挙に向けて、府民のまち大阪にふさわしい府政・市政を取り戻そうと、表記の集会が、大阪市中央公会堂で18時50分から開催されます。主催は明るい民主府政をつくる会・大阪市をよくする会です。詳細は上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧ください。10月22日から11月3日までの間に、府下の各地域で開催される集会も記されています。

(文責・多幡)

2015年10月12日月曜日

「引き続き、本来の平和主義を取り戻していきましょう!」:「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会がメッセージ


 「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会は、民主化運動をしているチュニジアの4団体へのノーベル平和賞授与が発表されたさる10月9日、「2015年度のノーベル平和賞の受賞発表を受けて」と題するメッセージを発表しました。

 メッセージは、次のような決意を述べています。

 私たちは、戦争の絶えない世の中に、戦争の放棄を定める憲法9条を輝かせるため、「憲法9条にノーベル平和賞を」の署名推薦活動を継続していきます。そして、私たちは、憲法を基に、世論、選挙、裁判などの非暴力な方法で、「安保関連法」を廃止にするために全力を注ぎます。
 引き続き平和を願うひとりひとりの声と力を合わせて、本来の平和主義を取り戻していきましょう!

 全文はこちらでご覧になれます。

(文責・多幡)

2015年10月11日日曜日

鶴見先生の志を受け継ぐ会を予定(11月13日、東京)——「九条の会」メルマガ第220号


 「九条の会」メルマガ第220号(2015年10月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。
  • 鶴見俊輔さんの志を受けついで 九条の会講演会—今、立憲主義と9条の危機に立ち向う(11月13日、東京・日本教育会館)
  • 違憲の戦争法を廃止するためのさらに強大な運動を作り上げましょう
  • 鶴見俊輔さんの講演が収められた『いま語る 九条の心』(「九条の会」憲法セミナー3)のご案内
  • 奥平康弘さんの講演が収められた『戦争をする国にさせない』(「九条の会」憲法セミナー4)のご案内

 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~鶴見先生の志を受け継ぐ会へ
 九条の会の呼びかけ人のおひとりで哲学者の鶴見俊輔さんが、7月20日、肺炎のため死去されてから、間もなく3カ月になります。この間、怒濤のような戦争法案反対の行動の連続の日々でした。それが一旦区切りを迎えた現在、あらためて私ども九条の会における鶴見先生の大きさを痛感させられております。本号、冒頭のお知らせのように、志を受けつぐ会を行います。よろしくお願いします。


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2015年10月3日土曜日

10/24 『I LOVE 9条 堺 憲法のつどい 2015』:講演「日米同盟の正体—戦争法制」孫崎亨さん


 表記の集会が2015年10月24日午後2時から、堺市西区のウエスティホールにおいて、I LOVE 9条堺実行委員会の主催で開催されます。元イラン大使・元外務省情報局長の孫崎享(まごさき うける)さんが「日米同盟の正体—戦争法制:わたしたちが知っておきたい本当の話」と題して講演されます。詳細は上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧ください。

2015年10月1日木曜日

10/25 本会9周年のつどい『シリア内戦から、集団的自衛権を考える』:西谷文和さんのお話


 表記のつどいが10月25日(日)午後2時から、ウェスティ(堺市立西文化会館)7階セミナールームで開催されます。イラクの子どもを救う会代表・西谷文和さんによる、映像を使ってお話が中心です。詳細は上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧ください。

 会場の地図はこちらを参照してください。

 なお、参加協力券は、当日、会場でも購入できます。

2015年9月25日金曜日

違憲の戦争法を廃止するためのさらに強大な運動を作り上げましょう——「九条の会」メルマガ第219号


 「九条の会」メルマガ第219号(2015年9月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。
  • 違憲の戦争法を廃止するためのさらに強大な運動を作り上げましょう
  • 鶴見俊輔さんの講演が収められた『いま語る 九条の心』(「九条の会」憲法セミナー3)のご案内
  • 奥平康弘さんの講演が収められた『戦争をする国にさせない』(「九条の会」憲法セミナー4)のご案内
  • 集団的自衛権行使容認反対のポスター、積極的にご活用下さい

 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~戦争法は強行採決されたけれど
 連日、多くの市民が国会を取り囲み、全国津々浦々で抗議の声が上がる中、9月19日未明、安倍政権と与党などは参議院本会議で憲法違反の戦争法制を強行採決した。特別委員会の議事録すら残らない状況の中での採決に異議が各所から上がっている。違憲の戦争法は無効だ。市民の怒りはおさまらない。戦争法廃止、安倍内閣退陣の声は各所に渦巻いている。この闘いを「2015年安保闘争」と呼ぶ人もいる。闘いはさまざまなかたちで引き継がれて行くに違いない。筆者も決意を新たにしている。闘いはいまからだ、これからだ。


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2015年9月21日月曜日

「安全保障関連法に反対する学者の会」が抗議声明


 分野を超えた有識者でつくる「安全保障関連法に反対する学者の会」の171人が9月20日、東京・学士会館で記者会見し、参院での採決強行について「立憲主義への冒とくに他ならず、平和主義を捨て去る暴挙」との抗議声明を発表しました。

 発起人の広渡清吾・専修大教授(法学)は「闘いはこれから始まる。世論を維持し、違憲立法審査制度を活用して無効にする運動を強める」と話しました。同じく発起人の佐藤学・学習院大教授(教育学)は「知性と理性に反する現政権の政策は認められない」と指摘し、「違憲立法の適用を許さず、廃止へと追い込む」と決意を述べました。(以上、毎日紙記事「安保関連法:「闘いはこれから」学者ら171人が抗議」を参考にしました。)

 同会のホームページによれば、会の戦争法案反対アピールに賛同している学者は1万4120人に上っています。また、市民3万957人も賛同署名を寄せています(9月18日現在)。

 抗議声明は、今回のたたかいを通して「日本社会のあらゆる世代と階層の間で、新しい対等な連帯にもとづく立憲主義と民主主義と平和主義を希求する運動が生まれ続けている」などの、成果と希望を述べ、戦争法を「廃止へと追い込む運動へと歩みを進める」としています。声明全文はこちらでご覧になれます。

多幡記

2015年9月11日金曜日

私たちはあきらめません、絶対に安倍政権には屈しません——「九条の会」メルマガ第218号


 「九条の会」メルマガ第218号(2015年9月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。
  • 安倍政権と与党の戦争法案強行採決の企てを許さない世論を作ろう!
  • 鶴見俊輔さんの講演が収められた『いま語る 九条の心』(「九条の会」憲法セミナー3)のご案内
  • 奥平康弘さんの講演が収められた『戦争をする国にさせない』(「九条の会」憲法セミナー4)のご案内
  • 集団的自衛権行使容認反対のポスター、積極的にご活用下さい

 以下に、編集後記を引用して紹介します。
2015年8月30日は歴史的な日でした
 国会前に12万人もの人びとが押し寄せました。実に60年安保闘争以来の出来事でした。人びとは老いも若きも、女も男も、戦争法案廃案、安倍政権退陣を叫びながら、国会前の車道を埋め尽くし、公園を埋め尽くし、霞ヶ関の官庁街から、日比谷公園地区にまで密集しました。この社会の未来を案じ、平和をつくり出そうと決意したさまざまな階層の人びとが行動しました。
 同時に全国では1000カ所以上の場所で、人びとが行動しました。この運動は民主主義を体現し、憲法を体現した運動でもありました。
 たたかいはつづきます。私たちはあきらめません。絶対に安倍政権には屈しません。


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2015年9月3日木曜日

お知らせ:『ニュースレター九条科学者(企画案内他)』2015.9.2号


9状キュウリ(九条科学者の会ホームページから)。

 2015年9月2日付け『ニュースレター九条科学者 (企画案内他)』が届きました。以下に内容を転載して、お知らせします。



1.「安全保障関連法案に反対する学生と学者による街宣行動」
 日程:9月6日(日)15:00〜17:30
  15:00〜16:00 学生と学者によるスピーチ&パフォーマンス
  16:00〜17:30 政治家によるスピーチ
 場所:新宿伊勢丹前・歩行者天国
    (雨で歩行者天国が中止の場合は、新宿駅東口)
 参加予定の政治家:蓮舫 民主党代表代行/
  志位和夫 日本共産党委員長/吉田忠智 社民党党首/
  二見伸明 公明党元副委員長(9/2現在)
 主催:SEALDs・安全保障関連法案に反対する学者の会
 http://anti-security-related-bill.jp/

2.「早稲田から止める!戦争法案 安保関連法案に反対する
  早稲田大学全学集会9・6」
 http://www.waseda9.org/
 日時:9月6日(日)13:00〜15:00
   (終了後、大隈講堂〜高田馬場駅までデモ行進!)
 場所:早稲田大学・早稲田キャンパス14号館1階101教室
 講演:水島朝穂氏(早稲田大学法学学術院教授)
    『立憲主義の「存立危機事態」にいかに向き合うか
     ——安保関連法案は廃案以外に選択肢はない—— 』
 応援挨拶:白井聡氏(政治経済学部卒、現在、京都精華大学
  専任講師)
 連帯の挨拶:
  川島堅二氏(恵泉女学園大学学長)
  楜澤能生氏(早稲田大学法学学術院)
  小原隆治氏(早稲田政経有志の会)
  田村智子氏(参議院議員、一文卒)
 各界卒業生からのメッセージ:
  道浦母都子氏(歌人、一文卒)の歌
  澤地久枝氏(作家、二文卒)
  辻元清美氏(衆議院議員、教育卒)
  やくみつる氏(漫画家、商卒)(予定)
  吉永小百合氏(俳優、二文卒)

3.「安保法案 東京大学人緊急集会」
 日時:2015年9月8日(火)18時開始
 場所:東京大学本郷キャンパス(500人規模)
 登壇者:
  広渡清吾氏(専修大学法学部教授、元東京大学副学長、
   元日本学術会議会長)
  石川健治氏(東京大学法学政治学研究科教授)
  栗田貞子氏(千葉大学文学部史学科教授)、ほか
 主催:「安保法案 東京大学人緊急抗議集会・アピール」
  実行委員会
 協賛:九条科学者の会
 http://todaijinshukai.web.fc2.com/index.html

4.「安保関連法案と憲法を考える研究会」
  (横浜国立大学九条の会)
 小林節先生(憲法学)に聞く
 日時:2015年9月3日(木)17時30分開場、18時開演
 場所:横浜国立大学、教育文化ホール大集会室
 講師:小林 節 先生(慶應義塾大学名誉教授・憲法学)
  昨年の「集団的自衛権」容認の閣議決定・今夏の強行採決に
  よる安保関連法案の衆院通過。緊迫した政治状況を前に、こ
  の国の来し方・行く末に思いをめぐらしている方も多いこと
  でしょう。このたび、6月4日衆院憲法審査会の席上「安保法
  案は違憲!」という衝撃的発言を行った3人の憲法学者の一
  人である小林節先生をお招きすることになりました。この国
  の行方を左右する重大な問題について、たしかな理解を共有
  し、自分の意見をもてるようになるための機会にしたいと思
  います。
 主催:横浜国立大学九条の会
 どなたでも参加できます。
 参加費:無料(事前予約不要)
 問合せ:山崎圭一 国際社会科学研究院教授(同会事務局)
    Eメール:keiichi.yamazaki@nifty.com
    横浜国立大学九条の会フェイスブック・ページ:こちら

5.「安保法制とこれからの日本−−憲法9条と東アジアの平和の
  枠組み」(仮)
   九条科学者の会秋の講演会
 日時:2015年11月14日(土)13:30〜17:00
 場所:中央大学理工学部・後楽園キャンパス5号館の5233教室
  (予定)
 講師:大藤紀子氏(獨協大学)、小澤隆一氏(東京慈恵医大)
 資料代:500円(予約不要)

6. ミニ情報—当会の発起人でもある益川先生の新著で九条科学者
  の会が取り上げられています。
 ノーベル物理学賞の益川敏英さんが、ご自身の戦争体験と研究
 活動を振り返りながら、科学者の戦争での役割について書かれ
 た新書が集英社より出版されました。そのなかで「九条科学者
 の会の設立」として当会と益川さんとの関わりが詳しく書かれ
 ています。ぜひご一読を。
  益川敏英『科学者は戦争で何をしたか』集英社新書
  http://shinsho.shueisha.co.jp/kikan/0799-c/



(文責・多幡)

2015年9月1日火曜日

本会ニュース『憲法九条だより』27号発行


 本会ニュース『憲法九条だより』27号が、2015年9月1日付けで発行されました。上掲のイメージをクリック・拡大して、ご覧下さい。

2015年8月28日金曜日

9/13 集会「公共放送NHKが危ない!」(大阪・堺)のお知らせ


 表記の集会が、9月13日(日)午後1時30分から、サンスクエア(JR阪和線堺市駅西側近く)第一会議室において、「NHK問題を考える堺の会」主催で開催されます。詳細は上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧ください。NHKが「放送法」を遵守し、公正公平、不偏不党の報道をするよう求める声を強めるため、ぜひ参加しましょう。

(文責・多幡)

2015年8月25日火曜日

戦争法案の廃案をめざしていよいよ重大局面——「九条の会」メルマガ第217号


 「九条の会」メルマガ第217号(2015年8月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の記事のほか、多くの重要な記事が掲載されています。
  • 8月30日の10万人国会包囲行動と全国100万人行動に共同し、安倍政権をさらに追いつめ、戦争法案を廃案にする運動に立ち上がりましょう
  • 鶴見俊輔さんの講演が収められた『いま語る 九条の心』(「九条の会」憲法セミナー4)のご案内
  • 集団的自衛権行使容認反対のポスター、積極的にご活用下さい
  • 昨年6月10日の九条の会講演会が収められた岩波ブックレットNo. 918「憲法九条は私たちの安全保障です」を読みましたか

 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記~戦争法案の廃案をめざしていよいよ重大局面です
 戦争法案を廃案へ! 従来のいくつかの潮流が大きく団結した「総がかり行動実行委員会」の運動をはじめとして、各界各層の人びとが広く立ち上がっています。市民も、労働組合も、学生も、若者も、高齢者も、女性たちも、男性も、学者も、文化人も、さまざまな人びとが声をあげ、行動しています。通常国会は最終盤です。野党の皆さんの追及の結果、安倍政権の国会論議はボロボロです。いま、共に声をあげよう。戦争反対! 9条生かせ!


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2015年8月24日月曜日

「戦争法案反対」声明が100大学に:地元の大阪府立大学でも


 「戦争法案反対」の声が大学関係者に広がり、有志で声明を発表する大学が100を数えました(8月23日現在)。「安全保障関連法案に反対する学者の会」が6月に発表したアピールを受け、北海道から九州まで全国の大学に急速に広がっています。「学者の会」は8月26日に、声明の発表や集会を開催した100大学の有志による合同記者会見を東京都内で開きます。

 国立や私立だけでなく、熊本県立大学、大阪府立大学、下関市立大学、横浜市立大学など県立や市立の大学も声明を発表し、賛同者は早稲田大学2690人、京都大学2194人と、数千人規模を集める大学も出てきています。

 以上、2015年8月24日付け『しんぶん赤旗』の記事「『戦争法案反対』声明 100大学に広がる」を参考にしました。

 なお、「各大学の取り組み一覧」はこちらでご覧になれます(上掲のイメージはその中の近畿地方の部分)。本会の地元大学である大阪府立大学の「安保法制関連法案に反対する大阪府立大学教員有志の声明」(8月6日付け)は、こちらにあり、そのウェブページで賛同署名もできます。同大学になんらかの関係のある人(たとえば、「大学の地元住民」、「大阪府立大学の教育・研究に関心を持つ者」など)は誰でも賛同署名できると思われますので、皆さん、よろしくご賛同ください。

(文責・多幡)

2015年8月22日土曜日

「戦争法案を廃案に! アベ政治を許さない! 8・30おおさか大集会」のお知らせ




 表記の集会が2015年8月30日16時から、大阪・扇町公園(地下鉄「扇町」・JR「天満」下車、徒歩3分)で開催されます。集会終了後、17時頃からパレードが行われます。詳細は上掲のちらしイメージをクリック・拡大してご覧ください。上のちらしはこちらから、下のちらしはこちらからダウンロードできます。

― アピール ―
8・30おおさか大集会への参加を呼びかけます
(集会ちらしから)

 安倍政権は、国民の過半数が反対し、圧倒的多数が国会での慎重審議を望んだにもかかわらず、衆議院で「安全保障関連法案」という名の戦争法案を強行可決しました。私たちは民主主義を踏みにじる安倍政権の暴挙に強く抗議するとともに、戦争法案の廃案を強く求めます。

 国会審議が進むにつれ、戦争法案が成立すれば、日本の自衛隊が海外でアメリカ軍といっしょに戦争をすることができ、海外派兵された自衛隊員が際限なく戦闘行為に巻き込まれる危険性がますます明らかとなっています。戦争法案は、日本を「戦争しない国」から「戦争する国」に大きく転換させてしまう憲法違反の「稀代の悪法」です。

 いま、全国各地で若者をはじめ多くの市民が戦争法案 NO! の声をあげています。大阪でも7月18日扇町公園に1万人を超える人びとが集いました。

 「8月30日に戦争法案廃案をめざす10万人国会包囲行動と全国100万人統一行動を」という呼びかけに呼応して大阪でも8月30日に3万人の市民が集う大集会とパレードを行います。

 戦争法案を廃案にさせ、安倍政治を終わらせましょう。「戦争法案を廃案に! アベ政治を許さない! 8・30おおさか大集会」へのご参加をこころより呼びかけます。

(文責・多幡)

2015年8月21日金曜日

8/25 「関西でもNHKを包囲しよう」行動のお知らせ



 8月25日(火)に東京で行われる、「政権べったりの報道をやめろ」NHK包囲行動に連帯して、大阪でも抗議行動が行われます。上掲の3枚のプラスター(クリックするとやや拡大したイメージをご覧になれます)を持って、NHK大阪放送局の前に立つ行動です。
  • 日時:8月25日(火)18時半~20時
  • 場所:NHK大阪放送局正面玄関前(地下鉄谷町線・中央線「谷町四丁目」2番、5番、9番出口すぐ。大阪府警の南向かい)

(文責・多幡)