2015年11月2日月曜日

本会9周年のつどい「シリア内戦から、集団的自衛権を考える」、大成功!


 さる10月25日(日)午後2時から、表記のつどいをウェスティ(堺市立西文化会館)7階セミナールームで開催しました。会場一杯の約100名の参加者があり、大成功でした。プログラムは次の通りでした。
  • 司会あいさつ:今上世話人
  • 多幡代表あいさつ
  • 筑前琵琶「知覧特攻隊」:江川けいこさん、朗読・栃尾規子さんほか1名
  • お話:西谷文和さん「シリア内戦から、集団的自衛権を考える:戦争のリアルと安倍政権の虚構」
  • 質問・交流
  • お礼のあいさつと行動提起:上田事務局長

 筑前琵琶「知覧特攻隊」は、第二次世界大戦末期の沖縄戦において、特攻という、戦闘機に爆弾を装着し敵の艦船に体当たりする無謀な作戦で、多くの若者たちが命をむざむざと落としたことをしみじみと伝えるものでした。そして、このような悲劇を生み出す戦争を決して起こしてはならないとの思いを、参加者一同に強く感じさせました。

 西谷さんの映像を使ってのお話からは、シリアの内戦の原因が宗教の違いによる衝突というのは間違いで、欧米諸国が現地の政治的少数派を援助して政情不安定を起こし、石油を廉価で輸入出来る状況を作っているのが本質だということ、しかし、日本のマスコミはアメリカにおもねる政権や大手広告主に遠慮してそれを報道しないということ、戦争はすべて嘘から始まるということ、などを教えられ、たいへん勉強になりました。

 代表あいさつに続いて司会から、草部バス停付近に「憲法9条を守ろう」という文字を入れた、たたみ一枚の大きさの本会の看板を掲げるためのカンパをお願いし、2万円余りが集まりました。正確な金額は、参加者の正確な数や参加者からの感想などと合わせて、後日あらためて報告する予定です。

 以下に、当日の様子を伝える写真(上田孝さん撮影)と代表あいさつの内容を掲載します。


司会あいさつ


代表あいさつ


「知覧特攻隊」の朗読


筑前琵琶「知覧特攻隊」の演奏と語り


西谷さんのお話


満員の会場風景


会場からの質問・交流、その1


会場からの質問・交流、その2


お礼のあいさつと行動提起

代表あいさつの内容

 皆さん、こんにちは。きょうは、風が少し強いようですが、行楽日和の日曜にもかかわらず、この会場に大勢お集りいただき、ありがとうございます。

 私たちの福泉・鳳地域「憲法9条の会」は、2006年に発足し、日本は国際紛争の解決に武力を使わないとしている憲法9条を、守り活かそうという活動を、毎月1会の宣伝・署名行動などによって続けています。

 また、毎年1回、講演会あるいは学習会を行なってきました。きょうは、私たちの会がさる8月で発足から満9年になったのを記念して、西谷文和さんのお話を中心とする、9周年のつどいを開催することになりました。西谷さんには3年前にもお話をいただいて、好評で、次の機会にもまた西谷さんのお話を聞きたいという要望が多くありました。それにお応えする形で、きょうのつどいを計画しました。

 9年目は、普通、何周年という記念行事をする年には入らないかもしれませんが、9という数字は私たちが守ることを目的にしている憲法9条の9であります。また、一つのことに忍耐強く専念して、やり遂げることのたとえとして、壁に向かって9年を意味する「面壁九年(めんぺきくねん)」という言葉もあり、私たちは、この満9年から10年目に向かう年を大切にしたいと思う次第です。

 ところが、安倍政権は、あろうことか、この年に、「安保法制」と称する戦争法を、圧倒的多数の憲法学者による憲法違反との指摘や、幅広い国民の反対の声を無視して、国会での強行採決によって、成立させました。安倍首相はさらに、先般の内閣改造の直後に、憲法を変えることについての議論を始めたいと語っています。

 国民の知る権利を奪う「秘密保護法」の制定から始まって、武器輸出三原則に代わる「防衛装備移転三原則」の閣議決定、集団的自衛権行使容認の閣議決定、それに続いて、今回の「戦争法」の制定、そして国防軍を明記する憲法改悪への意欲、これらの流れを見れば、安倍政権が日本を戦争のできる国にするための暴走を続けてやまないことが、火を見るよりも明らかです。

 私たちの会の親の会である、中央の「9条の会」の呼びかけ人は、当初9名でしたが、そのうち6名の方々がすでに亡くなられ、残るは3名となっています。その中の一人、澤地久枝さんが、さる7月18日に行った「アベ政治を許さない」のポスターを全国一斉にかかげる運動を再開することを、先日ホームページで呼びかけられました。再開第一回目は来る11月3日で、以後毎月3日午後1時にくりかえすということです。

 私たちも、いろいろな形で、アベ政治反対、戦争法廃止、そして憲法9条を守り抜こう、の声を広げていきたいと思っています。

 きょうの集いが、平和を願う私たちの思いと行動を、いっそう広げて行く一つの機会となれば幸いです。

 以上、開会の挨拶といたします。

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