2014年8月1日金曜日

「空襲の傷 もう隠さない:6歳で失った左足 カメラの前に」:朝日紙記事


 本ブログの7月17日と28日の記事で紹介したカメラマン小原一真さん作成の写真集『サイレント ヒストリーズ』が、7月30日付けの朝日紙(大阪版社会面)でも大きく取り上げられました。

 同紙の記事は、写真集に登場する大阪空襲訴訟団の人びとの中で、代表を務める安野輝子さん(本会の地元在住で、会にもいろいろ協力して貰っています)の体験や空襲訴訟への思いを中心にしたものとなっています(上掲のイメージ。新聞社の著作権に配慮して、記事中の文字は読めない程度の大きさにしてあります)。

 安野さんは、「ありのまま伝えるしか私たちの痛みはわかって貰えないのかもしれない」、「私のような人生を送る子をつくりたくない」、「平和な世を手渡したい、そんな思いが、隠すことに一生懸命だった心の鎧(よろい)を脱ぎ捨てさせたのかもしれません」と語っています。

 なお、写真集『サイレント ヒストリーズ』は、このたび、大阪空襲訴訟原告側の一資料として、最高裁へ提出されたということです。

多幡記

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