2014年1月4日土曜日

「9条にノーベル平和賞を」:署名運動に協力しましょう


 「日本国憲法、特に第9条、を保持している日本国民にノーベル平和賞を」という署名運動が「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会によって、change.org のウェブサイト(こちら)を使って行なわれています。

 筆者は1月2日に大阪空襲訴訟団の安野輝子さんから知らされ、早速署名と、ツイッターとフェイスブックでの宣伝をしました。皆さんも署名と運動の拡大にご協力下さい。以下に署名の内容と運動の趣旨を上記のウェブサイトから引用しておきます。

 なお、この運動については、1月3日付け東京新聞朝刊で紹介されました(「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会のフェイスブック・ページの1月3日付け投稿「『9条にノーベル平和賞を』:推薦資格持つ教授らも賛同」やこちらをご覧下さい)。



署名の内容

宛先:The Norwegian Nobel Committee, Mr. Thorbjorn Jagland (Chair of the Nobel Committee)

世界各国に平和憲法を広めるために、日本国憲法、特に第9条、を保持している日本国民にノーベル平和賞を授与してください
Please award the Nobel Peace Prize to the Japanese citizens who have continued maintaining this pacifist constitution, Article 9 in particular, up until present.

発信者:「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会

運動の趣旨

 憲法九条の素晴らしさを共有し、守り、活かし、世界に向けて広めていく取組の一つとして、実行委員会を組織し、ノルウェー・ノーベル委員会宛の署名活動を開始しました。

 EUが団体としてノーベル平和賞を受賞出来るなら、憲法前文から始まり基本的人権の尊重と徹底した戦争放棄を謳った憲法九条を戦後70年近く保持している日本国民も団体としてノーベル平和賞を受賞出来る可能性はあるのではないでしょうか。

 日本国民は、積極的に憲法を活かすまでには至っていないかもしれません。しかし、世界中が武器を片手に戦力で物事を推し進めようとする圧力の中で、世界中の人の幸せと平和を願い、戦争への反省から、まず自ら率先して戦争の放棄、武力の不保持を定めた憲法を、戦後70年近くもの間保持してきました。このことによる世界の平和と安定への貢献は計り知れないほど大きいと言えるのではないでしょうか。

 もちろん、日本国民全員が現憲法に賛成しているわけではありません。しかし、今現在も、今この時も、憲法を変えてはいません。これはひとえに、戦後、戦争への反省と平和への願いを込めて、大勢の方々が戦争の悲惨さと愚かさを語り継ぎ、祈りを込めて受け継がれてきた平和への願いがまだなお深く息づいているからだと思います。

 そして、受賞に向けて、「世界の平和を願い戦争しないことは良い事であり、守り、広めていこう!!」という価値観の共有自体にも、意味があるのではないでしょうか。

 この改憲の危機に直面している今、世界の平和のために平和憲法を守り、活かし、広めていくための取組の一つとしてご理解・ご協力いただけましたら幸いです。

 どうぞよろしくお願いいたします。

 「憲法9条にノーベル平和賞を」実行委員会
共同代表:石垣義昭、鷹巣直美、竹内康代、星野恒雄
実行委員:落合正行、岡田えり子、福島一雄、高橋勝、深津さおり

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