2024年5月25日土曜日

公明、憲法審で衆参意見分裂。どうするのか ——「九条の会」メルマガ第415号


 「九条の会」メルマガ第415号(2024年5月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の各記事が掲載されています。
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    • 九条の会から
      改憲条文案起草委員会設置を強行するな! 5・30国会議員会館前集会
    • 好評発売中! 拡散お願い:新ブックレット「改憲・軍拡と憲法審査会」(再掲)
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    • 「九条の会東北交流会」(東北地方)
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    • 東松山九条の会(埼玉県東松山市)
    • 九条の会・尾張旭(愛知県尾張旭市)
    • もりやま九条の会(愛知県名古屋市)
  • 活動報告
    • みやぎ憲法九条の会連絡会
    • えびな・九条の会(神奈川県海老名市)
 以下に、編集後記の内容をそのまま紹介します[体裁上の修正をしています]。
編集後記:公明、憲法審で衆参意見分裂
 参院憲法審査会で示された各党の立場(朝日・5月16日から)
 「参院憲法審査会は15日、衆院解散時に内閣は参院の緊急集会を求めることができるとする憲法54条について議論した。大規模災害などの緊急時に国会機能を維持するには、緊急集会で十分なのか、それとも、憲法改正による衆院議員の任期延長が必要なのか。各党の主張は割れた。……
 「この日の参院憲法審では、自民党の田中昌史氏が、現行憲法では長期間にわたって衆院選が実施できない場合が想定されていないとし、衆院議員の任期延長のための改憲を訴えた。日本維新の会の柴田巧氏も、緊急集会には開催期間や権限に『明確な限界がある』と指摘。国民民主党も足並みをそろえた。
 「一方、公明党の塩田博昭氏は『緊急集会の関与を含め、充実した緊急事態法制がすでに整備されている』として、改憲は不要との立場を明確にした。公明は衆院で、自民、維新、国民などとともに任期延長のための改憲論をリードしており、衆参の温度差が垣間見えた。
 「立憲民主党と共産党、れいわ新選組は『徹底した国会中心主義から創設された極めて優れた仕組みだ』(立憲・打越さく良氏)などと緊急集会を評価し、改憲に否定的な考えを示した。」(以上、引用)
 公明党はどうするのでしょうか。

2024年5月10日金曜日

改憲派、幹事懇談会の場で「改憲条文作成」強行の構え。この暴挙を阻止する闘いに取り組もう ——「九条の会」メルマガ第414号


 「九条の会」メルマガ第414号(2024年5月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の各記事が掲載されています。
  • 事務局から
    • 好評発売中! 拡散お願い:新ブックレット「改憲・軍拡と憲法審査会」(再掲)
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  • 各地から 全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!
    • 九条の会・流山(千葉県流山市)
    • 生協九条の会北海道(北海道札幌市)
    • ふじさわ九条の会(神奈川県藤沢市)
    • ふじみ9条の会(東京都東村山市)
    • 九条の会.ひがしなだ(兵庫県神戸市)
    • マスコミ・文化九条の会所沢(埼玉県所沢市)/li>
    • 九条ネット北海道(北海道)
    • 根岸線沿線九条の会連絡会(神奈川県横浜市)
    • 宮前九条の会(神奈川県川崎市)
 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記:改憲派、幹事懇談会の場で「改憲条文作成」強行の構え
 4月25日の衆議院憲法審査会では、改憲派各党が次々と「憲法審幹事懇談会の場で『改憲条文作成』強行」の主張をした。自民党の中谷元・与党筆頭幹事はこれらに賛成しつつ、「現時点では、賛成する政党だけで政党間の協議を行って、条文起草作業を進めるというのではなくて、反対の政党も協議に加わって熟議の案文づくりができますように努力を重ねてまいりたい」と発言した。目下、野党第1党の立憲民主党と共産党が改憲条文案の作成作業に入ることに反対している。
 この反対を無視して改憲条文案づくり作業を強行するなど、憲法調査会発足以来20数年の運営原則を破壊するもので、許されない。こうした改憲派の暴走を止める世論の形成と、立憲民主党への激励をつよめる必要がある。 中谷・与党筆頭幹事の発言も「現時点では」という条件付きだ。これはどの時点化では採決を強行してでも「幹事懇での条文作成作業に入ること」への伏線だ。断じて許すことはできない。国会内外の運動と世論を高め、この暴挙を阻止する闘いにとりくむべき時が来た。