2024年4月25日木曜日

衆院憲法審、与党筆頭幹事が傍聴人のヤジ規制発言 ——「九条の会」メルマガ第413号


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    • えびな・九条の会が4月13日、海老名駅前で行った「生かそう憲法」スタンディング(91回目)
 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記:衆院憲法審、与党筆頭幹事が傍聴人のヤジ規制発言
 4月18日の衆院憲法審の最後に、与党筆頭幹事の中谷氏が「傍聴席からのやじを放置するか、適切か。憲法の議論というのは、静ひつな場で、落ち着いた環境で冷静におこなうということが大切で、静かに議論を傍聴してほしい」と異例の注文を付けた。憲法調査会以来の20数年の議論で、与党筆頭幹事が傍聴者に注文を付けたことは筆者の記憶では初めてだ。
 だいたいにおいて「憲法の議論は静ひつな環境で」は中谷の引用が間違っている。「静ひつな環境」というのは予算委員会での与野党の激しい論戦や、今回のように裏ガネ疑惑などの問題が起きている時に憲法審を開かないという意味だ。憲法審でも委員同士でやじっているときがあるではないか。維新の足立委員(今は交代)等はヤジ将軍だった。傍聴者は委員のひどい発言でもたいていのことは我慢して聞いている。委員の発言があまりにもひどすぎる時、思わず声がでる程度はやむをえないことであり、何の不都合があろうか。主権者として傍聴権を行使している市民の当然の権利ではないか。傍聴者を威圧するような中谷発言は容認できない。

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