2021年7月25日日曜日

「防衛白書」の表紙に楠木正成の墨画:戦前の皇国史観を持ち出す暴挙 ——「九条の会」メルマガ第350号


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 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記:「防衛白書」の表紙に楠木正成の墨画が
 7月13日、2021年版「防衛白書」(防衛省・岸信夫防衛相)が発表された。なんとその表紙には皇居外苑にある楠木正成の銅像の墨画が掲げられている。「"国を守る躍動的かつ重厚感のある騎馬武者" が描かれています」(岸防衛相)という。戦前の皇国史観で忠君愛国の臣とたたえられてきた楠木の騎馬武者像を劇画風にしたてて政府の「防衛白書」の表紙を飾るような暴挙に驚愕する。その画風は現在、若者たちの間で驚異的な人気を誇っている漫画「鬼滅の刃」風で、「白書」はこの層の受けを狙っているのか。

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