つどいの会場風景
さる10月23日(日)、ウエスティ(堺市立西文化会館)セミナールームにおいて、本会10周年のつどい「改憲勢力3分の2のもとでの平和の守り方」が開催され、104名の参加者があり盛会でした。
つどいは井崎世話人の司会で進められ、多幡代表の開会あいさつに続き、大正琴同好会すみれの8名の皆さんが「上を向いて歩こう」、「荒城の月」、「ふるさと」の3曲を大正琴で演奏し、会場の一同も若返った気持ちで演奏に合わせて元気に歌いました。
つどいの中心である元自衛官・泥 憲和(どろ のりかず)さんのお話では、南スーダンの現状、自衛隊にかかわる法的問題、自衛隊アフリカ派遣の背景、安保法制を正当化する危機論の偽りなどから、南スーダンの自衛隊は撤退させるべきであることが力説されました。
泥さんはまた、アフガニスタンで医師・中村哲さんが行ってきた水源確保、農業支援の活動や、フィリピン・ミンダナオのムスリム系武装組織とフィリピン政府との紛争地域の最前線で行われたJICAの平和構築支援活動などを紹介して、憲法9条を持つ日本だからこそできる非武装的アプローチが重要であることを訴え、参加者は大いに啓発されました。
最後に上田事務局長から、泥さんへのお礼の言葉と、戦争法廃止、憲法9条を守り活かそうの声をいっそう広めていきましょうとの提起があり、閉会しました。
参加者の皆さんから頂いた感想は、後日、本会のニュース『憲法九条だより』に掲載する予定です。
以下に、当日の写真を付け加えて、つどいの雰囲気をお伝えします(撮影は上掲のものも含めて、上田孝さん)。
井崎世話人の司会で始まる
多幡代表の開会あいさつ
大正琴同好会すみれの皆さんの演奏
泥憲和さんのお話
後部まで満席の会場
上田事務局長のお礼のあいさつと行動提起
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