2024年11月10日日曜日

東アジアの軍事的緊張激化の中、衆院選結果は重要な前進 ——「九条の会」メルマガ第426号


 「九条の会」メルマガ第426号(2024年11月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の各記事が掲載されています。
  • 事務局から
    • 九条の会事務局主催 学習会のご案内(再掲)
    • 九条の会メルマガ読者募集!
  • 各地から 全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!
    • 九条の会・おおむた(福岡県大牟田市)
    • 片平九条の会(宮城県仙台市)
    • ふじみ9条の会(東京都東村山市)
    • 北神戸9条の会(兵庫県神戸市)
    • 9条の会・今治(愛媛県今治市)
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    • 千住九条の会(東京都足立区)
  • 活動報告
    • 憲法 9 条を守り生かす「宮城のつどい」2024
 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記:総選挙の結果
 総選挙の結果、自民党が単独過半数を失ったばかりか、与党も過半数を失い、改憲各派も改憲発議の条件である3分の2を得られなかった。これによって、今後の政局は流動化し、改憲発議も容易ではなくなった。共産党が議席を減らしたことは残念だが、東アジアの軍事的緊張が激化する中で、今回の衆議院議員選挙の結果は重要な前進だった。平和のために奮闘したすべての市民の皆さんにエールを送ります。引き続き、市民と野党の共闘の再構築のために奮闘し、9条改憲勢力をうち破っていきたい。(T)

2024年10月25日金曜日

歴史的な総選挙、改憲派による憲法9条の破壊を許さないという確固たる姿勢で ——「九条の会」メルマガ第425号


 「九条の会」メルマガ第425号(2024年10月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の各記事が掲載されています。
  • 事務局から
    • 九条の会事務局主催 学習会のご案内
    • 声明:石破政権のねらう「戦争する国」づくり改憲に対決する大きな運動を(再掲)
    • 九条の会メルマガ読者募集!
  • 各地から 全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!
    • 私学九条の会・東京(東京都)
    • 9条の会あきしま(東京都昭島市)
    • 春日部9条の会(埼玉県春日部市)
    • 東松山九条の会(埼玉県東松山市)
    • ねりま九条の会(東京都練馬区)
    • 富士見九条の会(埼玉県富士見市)
    • 芦屋「九条の会」(兵庫県芦屋市)
  • 活動報告
    • えびな・九条の会(神奈川県海老名市)
 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記:総選挙の投開票日を数日後に控えて
 歴史的な総選挙になった。改憲派による憲法9条の破壊を許さないという確固たる姿勢で、様々な読者の皆さんが、それぞれの立場で奮闘している最中だ。女性たちはフェミブリッジで「つないだ手と手を離さない」と呼びかけた。いずれにしても、選挙の後は「市民と野党の共闘」を再構築し、この社会の前途を切り開く力づよい運動を前進させなければならない。みなさんの奮闘が実を結ぶことを祈って。

2024年10月10日木曜日

市民と野党の共闘の力で、改憲NO!の議員を一人でも多く ——「九条の会」メルマガ第424号


 「九条の会」メルマガ第424号(2024年10月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の各記事が掲載されています。
  • 事務局から
    • 声明:石破政権のねらう「戦争する国」づくり改憲に対決する大きな運動を(本ブログ記事末尾に引用)
    • 九条の会メルマガ読者募集!
  • 各地から 全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!
    • 宮前九条の会(神奈川県川崎市)
    • 損保9条の会(東京都)
    • ふじみ9条の会(東京都東村山市)
    • みやぎ憲法九条の会(宮城県)
    • 九条の会
    • あいち九条の会(愛知県)
    • 芸人9条の会(東京都)
  • 活動報告
    • 宮城県内九条の会連絡会
 以下に、編集後記と声明「石破政権のねらう...」を引用して紹介します。
編集後記:市民と野党の共闘の力で、改憲NO!の議員を一人でも多く
 石破新首相の施政方針演説が行われた翌日、事務局は冒頭に掲載した「事務局声明」を発表しました。総選挙を前にして、戦争と改憲の道を突き進む私たちのこころからの訴えです。「来るべき総選挙では、市民の頑張りと市民と野党の共闘の力で、改憲NO!の議員を一人でも多く当選させるため、頑張りましょう」。
 ぜひ全国の九条の会と市民の皆さんに共有していただきたいとの思いです。(T)
声明:石破政権のねらう「戦争する国」づくり改憲に対決する大きな運動を
   2024年10月5日 九条の会事務局

 10月1日の国会指名により石破茂政権が誕生し、4日の所信表明演説で、石破首相は「私が総理に在任している間に発議を実現していただくべく」と、在任中の改憲発議を公約しました。改憲策動は新たな重大な局面に入りました。
 岸田前首相は、就任以来「任期中の改憲」を繰り返し表明し、その意を受けて自民党は、公明党、日本維新の会、国民民主党などと結託して、選挙実施不可能な緊急事態時に国会議員の任期を延長する「任期延長改憲」を画策してきましたが、市民の運動と憲法審査会での立憲野党の頑張りにより、挫折を余儀なくされました。しかし、改憲に固執する岸田氏は、その戦略を、自民党の本命である「戦争する国」づくり改憲を前面に掲げてその実現を急ぐ方向に転換し、議員任期延長改憲に加え、9条への自衛隊明記、緊急時に政府の命令で国民の自由を制限する緊急政令改憲を重要テーマに盛り込むよう指示しました。岸田氏は、党憲法改正実現本部に対し、新たに加えた2つのテーマの論点整理を急がせ、9月2日の実現本部の会合でこの論点整理の承認を取り付けた上、総裁選に立候補する9人の候補者に対しても、この路線の継承を求めたのです。
 石破新首相は、年来のタカ派の改憲推進派で、2012年の自民党憲法改正草案の策定にも深く関わり、「9条2項の削除」と国防軍の保持を主張してきた人物です。最近でも、アジア版NATOの創設、「国家安全保障基本法」の制定、集団的自衛権の全面的行使を前提にした日米地位協定改定、アメリカとの核共有の提唱など、憲法9条に真っ向から背く思想の持ち主です。ところが、その石破氏も総裁選では持論を引っ込め、論点整理の打ち出した路線の継承とその改憲案の「首相在任中の発議」を明言したのです。
 岸田氏が「戦争する国」づくり改憲に転換し、石破首相もその路線の継承を謳うに至った背景には、2022年の「安保3文書」の閣議決定以降の岸田政権の大軍拡政策や武器輸出の拡大、日米軍事協力の強化、経済安保法制の策定などにより、自衛隊の「戦争する軍隊」化、「戦争する国」づくりが進行し、実態と憲法との矛盾が極限まで高まったことが挙げられます。9条への自衛隊明記により自衛隊の合憲化を図り緊急政令を含む緊急事態条項を作ることが、「戦争する国」づくりを加速する上でも待ったなしの課題となったのです。
 9条の会はじめ市民の運動、そして2015年の安保法制に反対する大運動のなかから立ち上がった「市民と野党の共闘」が、安倍、菅、岸田の3政権が相次いで公約とした改憲を挫折させた原動力でした。この力に確信を持ちましょう。
 しかし、石破新政権が「戦争する国」づくり改憲を掲げて登場した現在、私たちは、改憲を許すのか、これを阻んで「戦争する国」づくりにストップをかけるかの正念場に立っています。
  全国の9条の会の皆さん! 改憲に反対する市民の皆さん! 今こそ、ともに行動に立ち上がって、地域で、街頭で、あらゆる生活の場で、集会・署名・デモ・スタンディングなどの取り組みを抜本的に強化し、改憲反対の世論をおこし、石破政権による「戦争する国」づくり改憲の策動を打ち破る大運動を展開しましょう。来るべき総選挙では、市民の頑張りと市民と野党の共闘の力で、改憲NO!の議員を一人でも多く当選させるため、頑張りましょう。

2024年9月25日水曜日

「戦争する国」造りと改憲を止めることこそ、現代に生きる人びとの至上命令 ——「九条の会」メルマガ第423号


 「九条の会」メルマガ第423号(2024年9月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

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  • 事務局から
    • 九条の会メルマガ読者募集!
    • 九条の会メールが9月中旬受信不能になりご迷惑をおかけしました
  • 各地から 全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!
    • 東北女性弁護士九条の会
    • 佐野九条の会(栃木県佐野市)
    • 九条の会・はつかいち(広島県廿日市市)
    • 千住九条の会(東京都足立区)
    • 呉九条の会連絡センター(広島県呉市)
    • 東松山九条の会(埼玉県東松山市)
    • 東久留米「九条の会」(東京都東久留米市)
    • 宮城女性九条の会(宮城県)
    • 逗子・葉山九条の会(神奈川県逗子市)
    • みやぎ憲法九条の会(宮城県)
    • 東区9条の会(北海道札幌市)
    • 滋賀・九条の会(滋賀県)
    • 富士見九条の会(埼玉県富士見市)
    • 大田たまがわ九条の会(東京都大田区)
  • 活動報告
    • 宮城県内九条の会総会記念講演
    • えびな・九条の会(神奈川県海老名市))
 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記:政局の激動のさなかの編集子の悩み
 9月25日が発行日のメルマガ423号は編集の締め切りが23日。23日は立憲民主党の代表選挙開票日、27日は自民党の総裁選挙開票日。すでに10月1日が臨時国会召集日で首班指名と新内閣組閣といわれている。首相の所信表明演説と、衆参両院での代表質問がどうなるのか。衆院解散・総選挙も近いといわれている。この日程では「編集後記」の書きようがない。編集子個人で言えば、10月5日には2か所で、政局に関する講演が予定されている。各地の皆さんが今後の闘いを左右する政局の動向を一刻も早く議論し、方向を見定めたいと思っている。なんとか、少しでも役に立ちたいが、今号の編集後記ではご容赦願いたい。この腐敗した自公政権の下で進められている「戦争する国」造りと改憲を止めることこそ、現代に生きる人びとの至上命令だ。多少の困難があってもあきらめることはできない。お互いに文字通り知恵と力を尽くして頑張りたい。(T)

2024年9月10日火曜日

党首選挙のどたばた騒ぎの中で戦争準備を正当化する改憲論議がすすむ。そうはさせるものか ——「九条の会」メルマガ第422号


 「九条の会」メルマガ第422号(2024年9月10日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

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  • 事務局から
    • 九条の会メルマガ読者募集!
  • 各地から 全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!
    • 南小泉・蒲町校区9条の会 (宮城県仙台市)
    • 名取九条の会(宮城県名取市)
    • ふじみ9条の会(東京都東村山市)
    • 九条の会(全国アクション参加団体)
    • 世田谷・九条の会(東京都世田谷区)
    • 千住九条の会(東京都足立区)
    • 神奈川県職員九条の会(神奈川県横浜市)
    • 富塚九条の会(静岡県浜松市)
    • 調布九条の会「憲法ひろば」(東京都調布市
    • 春日部9条の会(埼玉県春日部市)
  • 活動報告
    • 多賀城9条の会(宮城県多賀城市)
    • 「護憲的な団体」の主催イベントだから、茅ケ崎市が後援を拒否? 九条の 会が市の決定取り消しを求め提訴(2024年9月5日東京新聞より転載)
 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記:立民と自民の党首選挙
 まもなくはじまる。両党の・・・とはいえ、事実上、メディアは自民党党首選挙に乗っ取られる状況になる。支持率が2割台に下落した岸田内閣が、自民党政権維持のため身を投げ出して打った最後の手段。このどたばた騒ぎの中で巨大な軍事予算が作られ、その戦争準備を正当化する改憲論議がすすむ。そうはさせるものか、憲法9条はまだ生きているぞ。(T)