9状キュウリ(九条科学者の会ホームページから)
九条科学者の会は、2022年3月2日、「ニュースレター九条科学者(ロシアのウクライナ侵攻に抗議する声明)」を発行しました。その内容を以下に引用して紹介します。
************九条科学者の会事務局長声明************
九条科学者の会は先月26日、ロシアのウクライナ侵攻に抗議する声明を発表しました。 ホームページからご覧ください。
http://www.9-jo-kagaku.jp/statement/statement220226.html
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【抜粋】
政府の行為によって戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求することを定めた日本国憲法のもとで、ロシアのウクライナに対する軍事侵攻に強く抗議し、ロシア軍をただちにウクライナから撤退させ、国際法の定めに従うことなどを求める。
2022年2月24日、ロシア軍は、ウクライナに対してミサイル攻撃を開始し、また国境をこえてウクライナに軍隊を侵攻させた。この攻撃によって、ウクライナ全土では多大な被害が発生し、市民をふくむ多数の死傷者がでていると伝えられる。
わたしたちは、かつて大日本帝国の軍隊が「日本人居留民の保護」を名目に中国に出兵したこと、ナチス・ドイツが「ドイツ系住民の保護」を名目にチェコスロヴァキアのズデーデンを暴力的に併合したこと、などの歴史的事実を知っている。プーチン大統領は、今回の軍事侵攻を「人民の保護」と述べて正当化しようとする。しかしそれは、かつての日本やドイツがおかしたのと同じ誤りを、同じロジックで取り繕おうとするものである。
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************九条科学者の会事務局長声明************
九条科学者の会は先月26日、ロシアのウクライナ侵攻に抗議する声明を発表しました。 ホームページからご覧ください。
http://www.9-jo-kagaku.jp/statement/statement220226.html
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【抜粋】
政府の行為によって戦争の惨禍が起ることのないようにすることを決意し、正義と秩序を基調とする国際平和を誠実に希求することを定めた日本国憲法のもとで、ロシアのウクライナに対する軍事侵攻に強く抗議し、ロシア軍をただちにウクライナから撤退させ、国際法の定めに従うことなどを求める。
2022年2月24日、ロシア軍は、ウクライナに対してミサイル攻撃を開始し、また国境をこえてウクライナに軍隊を侵攻させた。この攻撃によって、ウクライナ全土では多大な被害が発生し、市民をふくむ多数の死傷者がでていると伝えられる。
わたしたちは、かつて大日本帝国の軍隊が「日本人居留民の保護」を名目に中国に出兵したこと、ナチス・ドイツが「ドイツ系住民の保護」を名目にチェコスロヴァキアのズデーデンを暴力的に併合したこと、などの歴史的事実を知っている。プーチン大統領は、今回の軍事侵攻を「人民の保護」と述べて正当化しようとする。しかしそれは、かつての日本やドイツがおかしたのと同じ誤りを、同じロジックで取り繕おうとするものである。
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- 戦争を否定し平和的な国際秩序を維持することをめざす国際法秩序に、ロシアは復帰すること。
- ウクライナへの軍事攻撃を停止すること。ロシア軍はただちにウクライナから撤退すること。
- ウクライナの主権と領土を尊重すること。同国に対する不当な内政干渉を絶対におこなわないこと。
- ウクライナ政府がおこなうチェルノブイリ原発施設の管理体制を妨げないこと。
- 2021年12月2日の国際連合総会におけるオリンピック休戦決議を遵守すること。
- ロシア・ウクライナ両国間の紛争を平和的に解決するため、問題を国際連合安全保障理事会に付託すること。ロシアは安全保障理事会常任理事国として、「平和を愛する諸国民の公正と信義に信頼して、われらの安全と生存を保持」(日本国憲法第九条)するようつとめるべきである。ロシアは拒否権を用いることによって、この解決を妨げないこと。
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