2022年11月26日土曜日

九条の会事務局員・川村俊夫さん死去、81歳 ——「九条の会」メルマガ第381号


 「九条の会」メルマガ第381号(2022年11月25日付け)が発行されました。詳細はこちらでご覧になれます。運動に活用しましょう。

 次の各記事が掲載されています。
  • 事務局から
    • 事費増やして生活壊すな! 改憲反対! カルト癒着の政治をただせ! 11・30 in 日比谷野音楽堂
    • 川村俊夫さん、死去——2004年の九条の会発足以来、当会の事務局員を務めてきた川村さんが20日、老衰のため亡くなりました。81歳。
    • 「九条の会」ブックレット 新刊のお知らせ(再掲)
    • 「憲法改悪を許さない全国署名」の前文を書き換えました(既報)
    • 「ステッカーのデザイン募集」の結果について
    • サイトのトップページ上部から「メルマガ登録」を
  • 各地から 全国の草の根にはこんなに多彩な活動がある!
    • 宮城県内九条の会連絡会(宮城県)
    • 調布九条の会「憲法ひろば」(東京都調布市)
    • 九条科学者の会
    • 九条の会・尾張旭(愛知県尾張旭市)
  • 活動報告
    • 憲法9条を守り生かすみやぎのつどい 2022
    • えびな・九条の会(神奈川県海老名市)
    • 奈良広陵九条の会(奈良県)
 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記:川村俊夫さん、お疲れさまでした
 九条の会の準備のころ、[筆者は川村さんと]一緒に南平台の三木睦子さんの家をお訪ねしました。三木睦子さんは門を開けて待っていてくれました。私たちは「加藤周一さんの使いで、今度発足させる『九条の会』の呼び掛け人になっていただきたく、お願いに上がりました」とお伝えしました。睦子さんはそれには答えず、家に招き入れてくれました。そしてしばらく睦子さんの趣味の焼き物の話などをしたあと、「三木の遺品が展示してありますが、ご覧いただけますか」と案内してくれました。
 案内しながら「『あるとき、どうして自民党にいるのか』と聞いたことがあります。そしたら、三木は『自分が辞めたら憲法九条がなくなる』といったんです。それ以上は聞きませんでした」と語ってくれました。しかし、一向に「呼び掛け人を引き受ける」とは言ってくれませんでした。心配になりながら、三木武夫元首相の遺品をゆっくりと見終わって「有難うございました」と二人でお礼を言った時でした。睦子さんが「私のような無学のものでも、加藤さんのお役に立つならお引き受けしましょう」と言ってくれました。
 三木邸をでたあと、川村さんと「よかったね。九条の会はうまくいきそうだね」と語り合ったことを思い出します。川村さん、20年は長かったですね。私はもう少し、頑張ってみます。九条を残し、生かすために。

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