2020年11月10日火曜日

自民党改憲本部は姑息な「ステルス作戦」へ ——「九条の会」メルマガ第334号


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 以下に、編集後記を引用して紹介します。
編集後記:自民党改憲本部のステルス作戦
 臨時国会開会日に新たに衆院憲法審査会会長に選出された自民党の細田博之元幹事長は「日本の国家像を国民的見地に立って議論する意義は極めて大きい。審査会に課せられた使命は誠に重大だ」と強調した。
 与党は今国会の憲法審で、この3年近く継続審議になっている憲法改正の手続きを確定させるための憲法改正手続き法(いわゆる国民投票法)改正案(微修正案)の成立を目指す構えだ。このハードルを越えないと改憲案の議論に入れないからだ。しかし、各方面から指摘されているように、この法案自体が抜本的改定を要する欠陥法案だ。「微修正」ではすまされない。
 自民党憲法改正原案起草委員会(衛藤征士郎委員長)は4項目の自民党改憲(イメージ案)を年末までに具体的な条文案にするとの方針を示し動き出した。これに対して立憲民主党などは「他党を無視して独走するなら国会での憲法論議はできなくなる」と反撃している。
 このため自民党は改憲手続法の議論のブレーキとなることを恐れ、「これからは起草委の会合を開いたとも、開かなかったとも発表しない」として、今後は起草委の活動を水面下にとどめるという姑息な「ステルス作戦」をとろうとしている。

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